2011年12月31日土曜日

真木林道情報


 久振りの天気に恵まれ、真木林道を巡回して来ました。放射冷却気味で、日の出頃に気温は低くなり木々に霧氷が着きました。真木渓谷入り口のオノエヤナギの群落は真っ白に、雪の華が咲いていました。
 今年は、例年にない12月の大雪となっています。林道は、1mを超す積雪深がありました。雪は締まっておらずスノーシューを着けても膝まで沈みました。2月中旬頃に比べ真木橋までの時間が4倍かかってしまいました。出発の時間が遅かったので、今日は真木橋で引き返しました。帰りもかなりの時間がかかるのではないかと思いましたが、行きの半分の時間で戻って来ました。ラッセルがいかに重労働かわかります。
 このまま1月も雪が続くとは思われませんが、1月いっぱいは、深い雪に悩まさせられる時期です。例年であれば、4月の下旬には除雪と整備が終わり駐車場まで車が入れるようになりますが、来年の春はどうでしょうか。

2011年12月27日火曜日

冬の真昼岳コース

真昼岳は厳冬期を除けば、積雪期でも日帰りが可能な山です。夏の南沢を通る赤倉コースは、雪崩の危険性が高いため避けた方がよいでしょう。同じように赤倉沢、門の股沢も雪崩が起きますので、利用はできません。利用できるコースは、次のものがあります。
 大浅沢右岸尾根コース  善知鳥口から大浅沢へ入り、右岸の尾根を登り、アクビの台へ出てヤセツルへ向かいます。アクビ台で赤倉コースと合流しますが、そいのまま尾根を詰め(夏のコースのように迂回はしません)ヤセツルへ出ます。途中の740mの坊主アワ畑には、2本のスギがありよい目印となっています。
 南沢右岸コース  赤倉登山口から南沢と赤倉沢の間の尾根を坊主アワ畑に向かいます。ここからは大浅沢からのコースと一緒です。
 焼山コース  赤倉登山口を過ぎ、作業道を利用し焼山(678mの独標点)を経由しヤセツルへ向かいます。焼山からの下りがやせ尾根となっており注意が必要ですが、距離が短いので心配いりません。
 権現沢左岸コース   赤倉登山口の奥で作業道に入らず、権現沢の左岸にとりつきダイレクトに焼山からの尾根を目指します。急斜面で、高度は稼げますが体力がいります。私は、下りに利用しています。詳しいことは、今年の2月のブログをご覧ください。
 去年、門の股の右岸コースを探ってみましたが、音動岳の肩付近がやせ尾根でエッジ状になっており、雪庇が発達し危険で、断念しました。

2011年12月24日土曜日

北半球の高層天気図

高層天気図は地上の天気図と合わせて、天気予報の理解と今後の天気の変化を見るのに非常に役立ちます。特に冬は寒気の流れが日本の天気に大きく影響しますので、上空5,000m付近の高層天気図を確認するようにしています。北極の寒気は、上空の低圧部に下りてきて偏西風と共に動きます。冬は、偏西風が南下しますので、寒気も南下しやすくなります。
 23日の北半球の高層天気図を見ますと、沿海州に北半球で最も強い零下48度の寒気があります。この寒気はカムチャッカ半島付近にある高気圧部に阻まれ、停滞気味に見えます。移動するにしても北海道付近まで南下しそうに見えます。この寒気が抜けると、西はあまり強い寒気が見えませんので暖かくなるのではないでしょうか。

2011年12月20日火曜日

登山教室とナチュラルガーデン講習会

登山教室
 大仙市太田公民館で来年の2月から月に1回、登山教室を開きます。これから登山を始める方や登山の基礎を学びたい初心者の方を対象としています。内容は、登山用具、地形図の読み方、天気図と観天望気、登山技術の基礎、安全対策などです。2~4月は、公民館で勉強し、5~11月は薬師岳と真昼岳をフィールドとして実習します。
 詳しいことは、大仙市太田公民館(0187-88-1119)までお尋ねください。

ナチュラルガーデン講習会
 同じく太田公民館で、ナチュラルガーデン講習会を開きます。来年で3年目となり最終年です。奥羽山荘のもみじ庵で実際に庭造りをします。今年は前庭を「和」をテーマに、半年かけて整備します。月に1回開かれ、植え込みや手入れの仕方を実習します。気候風土にあった庭造りを目指しています。日本庭園の講習会ではありませんので、誤解のないように。
 詳しいことは、太田公民館にお尋ねください。

2011年12月15日木曜日

真木林道情報

昨日は快晴で、過ごしやすい日でしたが、夜からは雨が降り出し里の雪は解けてしまいました。真木林道は、雪がありますが、袖川までは入れました。しかし、道路の状態は悪く、車高の高い車で冬タイヤでなければ危険です。雨はみぞれや雪に変わって来ましたので、山では雪が積もると思われます。天気予報では連日雪だるまが並んでいます。真木林道は間もなく通行できなくなるでしょう。
 昨夜は、かなりの雨が降りましたので、林道には小さな落石が見られました。雪に埋もれて見えなくなっていることもありますので、注意してください。
 昨日、真昼岳の赤倉沢林道を巡回して来ましたが、大鳥居から奥は雪で通れませんでした。赤倉沢林道も間もなく通行できなくなるでしょう。南沢は、雪が多い場合は表層雪崩が起きますので注意が必要です。

2011年12月9日金曜日

真木林道情報

周期的に寒気が来て雪が降りますが、長続きしないため雪が積もりません。真木林道も袖川から奥は、少し雪がありますが通行できます。例年であれば切り通しから奥は、雪で通行できなくなる頃ですが、今年は雪が積もっていません。今日も午前中は雪が降りましたが、午後からは止んでいます。
 里から見ると山の上は白く見えますが、例年の積雪はないようです。しかし、これから山に入る場合はカンジキとピッケルは必要かと思います。

2011年12月3日土曜日

薬師岳情報


 12月2日、薬師岳を巡回して来ました。山は強く冷え込んだらしく、滝倉付近からは美しい霧氷が見られました。この付近から登山道の雪が少し多くなりましたが、カンジキまでは必要ありませんでした。天気に恵まれ、青い空に白い雪の華が咲いたブナが映え、暫し見とれました。降雪が少なかったため、よけいに美しく霧氷が着いたようです。この霧氷は、帰りまで解けずに残っていました。
 倉方から上部に雪があるといってもカンジキを着けるほどではなく、登山道もはっきりわかり、楽しい山歩きができました。

薬師岳の頂上から和賀岳方面を見ると、尾根には雪がありますがそれほど多いとは思いませんでした。念のため、カンジキは持っていた方がよいでしょう。ピッケルは重宝しましたので、これからはいつも持っていきます。ポールでもよいと思いますが、雪が深くなると支点の確保のためには、ピッケルの方が便利かと思います。
 次の寒気がいつ来るかわかりませんが、真木林道は間もなく雪で通行できなくなります。

2011年12月1日木曜日

白鳥が少ない

今年の冬は白鳥が少ないと感じます。先月の中旬は、南に渡る白鳥の群れが多く見られましたが、今は例年よりもかなり少なく感じます。一昨年までは、家の周りで稲の落ち穂を啄ばむ白鳥の群れを普通に見られましたが、今年は1組もいません。朝や夕にとびかう群れの数もかなり少なく感じます。
 鳥インフルエンザの感染を防ぐために、秋田県では白鳥の餌付けを止めていますがその影響でしょうか。餌をもらえない白鳥の群れは、餌をとりやすい雪の少ない地方へ移動しているのでしょうか。メンコイ(かわいい)からと言って、野生動物に簡単に餌をやってもよいのでしょうか。人と野生動物の関わり方を考えさせられます。

2011年11月29日火曜日

薬師岳情報

今日は例年よりも暖かい日で、時折陽射しもあり楽しい山歩きでした。確かめたいことがあったので、滝倉沢の左岸の尾根をたどり、途中の滝倉沢と曲沢(滝倉の水場の沢)の合流点の上流で、滝倉沢を渡り避難小屋跡へ向かいました。滝倉沢を渡ると、すぐ尾根に向かう小道があります。スギ林の進んでいきますが、スギ林の奥の方では道がはっきりしなくなり、時々ルートファイデングをしながたどりました。天気は高曇りで、柔らかな日差しもあり初冬の山歩きを楽しみました。
 滝倉沢の右岸は、敷き詰めるほどのワサビの群生地で見事でした。急な斜面を登り詰めると台地状のブナ林に出ます。ここが本来のブナ台だとマタギから聞いたことがあります。ここまで登れば、滝倉の避難小屋跡はすぐです。この辺から雪が見られ、避難小屋跡付近では登山道は雪に埋もれていましたが、カンジキを着けるほどではありませんでした。
 都合があったので、ここから登山道を下りましたが、水場から下には雪はありませんでした。山の様子から判断すると、倉方から三本ツル上部には雪があると思われます。カンジキは必要と思いました。12月2日に、もう一度天気を見ながら薬師岳まで登る予定です。その際は、カンジキとピッケルは持参します。

2011年11月26日土曜日

真木林道情報

 大倉岩付近の雪景色
 真昼山地は、雪が積もっています。今月中旬ごろから周期的に寒気が降りてきて、山は雪が積もっています。真木林道は25日から雪が降り、切り通し(ももし坂)付近から積雪がありました。大倉岩から奥は10㎝ほどの積雪でしたので、冬タイヤでなければ危険です。スギ丸太の運搬によって、林道が荒れています。車高の低い車は、慎重に運転してください。
 林道の奥は積雪があります

 これからは、天気予報に雪マークが並んで来ます。一夜にして通行不能となりこともあります。日中でも激しく降る場合は、30分で通行できなくなることもあります。特に袖川から奥は、雪の量が多くなります。林道に入る場合は、天気に十分配慮してください。
 登山口の休憩所は、冬囲いをしました。入口は去年までは上まで囲いましたが、今回からは積雪の状況から判断して半分までの囲いとしました。非常時の場合は、囲いを外して簡単に入れますのが、水は止めてあります。
 天気の具合を見ながら薬師岳を巡回する予定ですが、カンジキは必ずも持っていきます。倉方までは、登山道を登ったほうが楽ですが、三本ツルは右側が急斜面ですので、ブナ林の中を歩いた方が安全でしょう。

2011年11月18日金曜日

真昼岳赤倉コース

横手盆地の霧の上にそびえる鳥海山
 15日から17にかけて降った雪が、解けずに残っていました。南沢の下流にはでは10㎝ほどの雪が登山道にあり、沢の上部から少し雪が多くなって枝や木が重みで倒れ、登山道をふさいでいる箇所もありました。登山道ははっきりわかり、迷うことはありませんでした。雪があると言ってもカンジキを履く必要はありませんでした。
 天気は小春日和の最高の天気で、ブナ林ではブナの梢に雪が残り、柔らかな光を反射させてきれいでした。
ヤセツル付近から雪は多くなり、雪質も幾分乾いてきました。雪の重みで潰されたササや藪が登山道にかかり歩きにくく時間がかかりました。横手盆地の南部は濃い霧がかかり、その向こうに鳥海山が聳え、美しい景色が広がっていました。海の上に鳥海山があるような錯覚を覚えました。

 ヤセツルから見た真昼岳

 和賀岳や秋田駒ケ岳、森吉山、太平山、栗駒山系の山々が、雪で白く輝いていました。日曜日に雨が降るとの予報ですが、900m以上の山では解けることなく根雪となると思います。

2011年11月17日木曜日

真木林道

 薬師岳もすっかり雪化粧です

 真昼山地には、昨日、今日と雪が降りました。しかし、今日は林道には積雪はありませんので通行できます。森林管理署でスギの伐採を行っていて、そのスギ丸太の運搬のため、道路が荒れています。普通乗用車は、慎重に運転してください。
 今年は例年よりも遅い初雪でした。秋田県の上空には零下30度の寒気が南下していますので、昨日、今日と寒い日となりました。明日は、この寒気が抜け、小春日和の天気となりそうです。久しぶりに真昼岳を巡回してくる予定です。カンジキは必要ないと思いますが、念のため持っていこうと思います。
 来週中には、薬師岳登山口の休憩所の冬囲いをする予定です。水も止め、入口も半分ほどを囲います。今年の登山シーズンも終わりとなりました。

2011年11月15日火曜日

高層天気図の利用

日本の上空に零下30度以下の寒気が南下し始めました。零下30度は、平地でも雪が降る目安と言われています。冬の数日後の天気の変化や雪の降り方を予想するためには、北半球の高層天気図が役立ちます。私は、地上の天気図と北半球の500hPaの高層天気図を参考にしています。
 高層天気図を見ると、寒気の張りだしの様子が分かりますし、ジェット気流の影響を受けて寒気がどのように動くが予想できます。現在、ウラジオストックの上空には零下36度の寒気があり、北海道の上空に南下しそうです。またヒマラヤ付近の上空には零下39度の寒気があり、これが北海道の上空に来るかが心配です。西アジアの上空にも寒気が南下しています。
 注意して見ますと、ヒマラヤ山脈が壁となって寒気の南下を妨げているのが分かります。西アジアやヨーロッパの寒気は、ヒマラヤの北を回って日本の上空に来るように見えます。またシベリアの上空に直接寒気が南下することも見られます。
 天気を予想することは、観天望気と並んで天気図の利用が必要です。地上の天気図だけでなく高層天気図も非常に役立ちます。高層天気図を見るには、「天気図(気象庁発表)」で検索して見てください。日本の上空付近と北半球の高層天気図があります。また1週間の地上の予報図も見られます。

2011年11月12日土曜日

白岩岳のブナ

 日本で一番太いブナ

 11月11日、久しぶりに白岩岳の日本一のブナを見て来ました。台風や強風で道にはブナやヒバの倒木が多く、道を見失いそうになることもありました。ブナの巨木は葉を少し残しながら、凛として青空に立っていました。樹勢には衰えは見えず、元気でした。
 途中の道には、ミズナラとヒバの幹が付き互いに競い合っている木が所々に見られます。またブナがそばのブナをまきこんでいる状況もが見ることができます。そして、ミズナラの大木が多いのには驚かされます。マイタケが多く採れることでしょう。紅葉は終わり森の中は明るくなっていて、踏みしめる落ち葉がカサカサと心地よい音を立てました。午前中は陽射しもあり暖かく、楽しい山行でした。
 麓の方は、名残ですがまだカエデ類の紅葉が楽しめます。


 ブナのそばに見られる捻じれて横たわり、立ちあがるクリの巨木

2011年11月2日水曜日

真木渓谷紅葉情報

 真木橋付近の紅葉(白滝付近)
 真木渓谷の紅葉は、終盤となっています。袖川から奥は、名残の紅葉です。真木橋付近から袖川までは、大分散りましたが、まだ楽しめます。渓谷入り口付近は、散り始めから見頃です。明日は、天気が晴れて来るとの予報ですから、今年の見納めとして真木渓谷を訪れてみてください。まだ楽しめます。
 北半球の高層天気図を見ると、偏西風は蛇行していないため日本付近に南下する寒気が見当たりません。そのため予報では、しばらく暖かい日が続くようです。このせいか、紅葉も長持ちしているように感じます。しかし、朝や夕方には白鳥の群れが多く飛び交うようになり、確実に冬が近づいています。山はいつ雪が降るかわかりません。冬山の装備が必要ですが、晴れた日は楽しい山登りができます。
 4日は、秋田市の太平山に旭股キャンプ場から登る予定です。10月29日は、野田口から登りましたが天気がよく、美しいブナの林を観賞しながらの登山でしたので、きつい登りも苦にはなりませんでした。

 渓谷入り口付近から大森(おもり)山を望む

2011年11月1日火曜日

川口渓谷


 10月31日、全面通行止めであった川口渓谷が遊歩道として、開通したのを記念して渓谷の散策が行われました。天気は小雨から次第に晴れ、楽しいウオーキングが楽しめました。今年の紅葉は、台風や強風の影響で色づいた葉が散ってしまい、あまり良い紅葉とは言えません。渓谷の入り口付近が見頃ですが、少し寂しい紅葉でした。
 渓谷の奥は、散り始めから色あせ始めています。しかし、残った紅葉が白い岩肌と天然のスギと美しいコントラストをなしていました。これから11月の中旬にはすっかり葉を落とし、冬枯れの状態となりますが、ブナの白い肌と枝先の淡いエンジ色が一際映えます。初冬のブナ林には、心和む充実感があります。

2011年10月27日木曜日

和賀岳初冠雪

 和賀岳が初冠雪となりました。昨日は寒く冬型の気圧配置だったため、雪が降ったようです。薬師岳頂上付近から雪が降った跡がありましたが、小鷲倉の手前からはササの上に雪が積もっていて歩きにくかったです。スパッツを車に置いていったため、膝まで濡れてしまいました。和賀岳の頂上付近は、10㎝ほどの雪がありました。雪玉を5個持って来ましたが、太田支所に着いたら半分ほどに解けていました。
 尾根は冬木立で、すっかり冬を迎える準備ができていました。例年、11月中旬ごろから積雪が始まり12月の上旬には、薬師岳が雪に覆われます。12月の中旬には真木林道も雪で通行できなくなり、春まで登山はお預けです。4月の下旬には真木林道が開通しますので、また山の巡回が始まります。真昼岳は、2月の下旬ごろには雪が落ち着いてきますので、巡回を始めます。
 真木林道は、袖川から奥は紅葉が散り始めました。真木橋付近から切り通し付近が見頃です。

2011年10月24日月曜日

真木渓谷紅葉情報


 真木渓谷の紅葉が、見ごろとなりました。真木橋から奥が見頃です。特に、ももし坂(切り通し)から大倉岩にかけてが紅葉の盛りです。真木橋から手前は、紅葉が5分程度です。今年は、台風と強風の影響で少し葉が少ないですが、美しい紅葉が楽しめます。カエデ類が色づいていますので、赤や黄色の紅葉がきれいです。
 真木渓谷の特徴は、キタゴヨウをはじめとしクロベなどの針葉樹が点在し紅葉に彩りを添えていることと、荒々しい岩肌が男性的な美を作っていることです。川口渓谷が、天然杉の緑が紅葉を引き立て女性的な美しさであるのと対照的です。今年は、大股渓谷の紅葉が通行止めのため観賞できないのが残念です。真木真昼県立自然公園では、新緑と紅葉が、真木渓谷、川口渓谷、大股渓谷で楽しめます。

2011年10月21日金曜日

真昼岳赤倉口情報



 連日、日本晴の天気が続いて、爽やかな秋の日となっています。真昼山(岳)赤倉口のブナ林の紅葉が見ごろとなりました。このブナ林は二次林で、伐採後60年前後ではないかと思われます。高さや幹の太さが同じようなブナが茂り、ブナ林特有の明るさがあります。写真だけ見るとシラカバの林と間違いそうです。現に、写真を見せたら「きれなシラカバ林ね」と言われたことがあります。しかし、この林はブナの二次林です。新緑の頃も柔らかな緑が心地よいのですが、紅葉もきれいです。
 明日は、午前中は雨はないようですから真昼山(岳)に登られてはいかがでしょうか。素晴らしいブナ林の紅葉が楽しめます。

 横手盆地は稲刈りも終わり、大分黄金色が色あせて来ました。今日は、横手盆地の上に鳥海山の端正な姿が見えました。

2011年10月19日水曜日

川口渓谷、鹿の子山情報


 18日の天気は午後になり回復して、陽射しが戻って来ました。川口渓谷は、猿倉付近から奥は紅葉が見ごろとなりました。二股付近は5分から8分程度です。22日の紅葉登山の頃は見ごろとなると思います。ゲート付近は、3分ほどの紅葉です。31日に紅葉観賞ウオーキングが行われますが、二股付近から下流が見ごろと思います。上流は、散り始めるでしょう。
 縦走路の川口県境から水無沢分岐までは、紅葉が見頃ですが、台風と強風で葉が落とされ少し寂しい状態でした。中腹付近が見頃で、素晴らしい紅葉を楽しんできました。22日は天気が心配ですが、美しい紅葉を観賞できると思っています。



 川口渓谷猿倉の紅葉

 水無沢へ下山の途中、今年初めてのナメコを収穫しましたが、まだ小さくもったいないように思いましたが、初物なのでいただいてきました。天然のナメコには菌床栽培に特有のにおいがなく、ナメコ汁にしておいしく頂きました。一緒にブナハリタケを採りましたが、こちらはバター炒めにしていただきました。今年最後のブナハリタケとなるでしょう。

 白いキノコがブナハリタケ

 赤いキノコがナメコ  天然のナメコは黄色ではなく赤いものが多い

2011年10月17日月曜日

真木渓谷紅葉情報

 朝の冷え込みが強まり、真昼山地は紅葉の季節になりました。真木渓谷は、大倉岩から袖川付近は5分程度の紅葉となっています。ツタウルシやオオヤマザクラなどは、大分色が着いてきました。カエデ類に色が着けば、見ごろとなります。
 真木橋付近からももし坂(切り通し)付近は、3分ほどです。風が強かったため、色づいた葉がかなり落ちています。真木渓谷の入り口付近は、紅葉が始まったばかりです。下旬ごろが見頃でしょう。
 明日は、22日の紅葉登山の下見に川口渓谷から県境の尾根を歩く予定です。ブナのきれいなコースです。天気が気がかりですが、22日は晴れることを祈っています。集合時間と場所は、次のとおりです。
  集合時間    22日午前7時
  集合場所    川口渓谷 ゲート
 風が吹きますと寒いですから、セーターと冬用のグローブは忘れずに持ってきてください。

2011年10月12日水曜日

和賀岳・真木渓谷紅葉情報

 薬師岳肩の紅葉

 朝の冷え込みが強くなってきました。薬師岳から和賀岳にかけての紅葉が、見頃です。今年は、ミネカエデ(ナンゴクミネカエデ)が、例年よりも赤く色づいています。マンダ(シナノキ)は、台風の影響で葉がかなり落ちていますが、ミネカエデはあまり影響を受けずにきれいに紅葉しています。中腹のブナは、7分前後の紅葉です。尾根から見ると間もなく燃えるような色のブナ林が見降ろせます。
 倉方付近が8分くらいの紅葉です。ブナ林の紅葉の見ごろは、下旬ころでしょう。
 真木渓谷も紅葉が始まりました。ツタウルシが、真っ赤に色づいています。今月の末ごろが真木橋付近が見ごろとなるでしょう。大倉岩付近は、下旬ごろでしょう。今年は、川口渓谷の人の通行止めは解除されましたので紅葉が楽しめます。見ごろは下旬ごろとなっています。残念ですが、大股渓谷は、通行止めのため今年の紅葉は見ることができません。

 薬師岳から小鷲倉の紅葉を望む

2011年10月10日月曜日

真昼岳紅葉情報

  横手盆地中央部の眺め   
 稲刈りも終わりに近づき黄金色の田んぼも少し色あせて来ました。今月いっぱいは、黄色に輝く横手盆地が見られます。紅葉が麓まで下ると更にきれいです。

 昨日、真昼岳の赤倉コースを巡回して来ました。紅葉はヤセツル付近まで降りて来ました。尾根付近は、紅葉の見頃ですが、台風の影響で葉が少なく少し寂しい紅葉となっています。ブナ林は紅葉が一部始まっていますが、見ごろは今月下旬ころと思います。白い幹と褐色の紅葉は、シラカバの紅葉と間違った方もいます。
 南沢は、サワアザミが見頃です。刈払いのため丈が短く、今頃見ごろとなりました。多くの個体があります。
 真昼岳の兎平コースの刈払いが、行われていました。本山から南峰にかけて花や草で足元が見えにくくなっていましたが、きれに刈払いがされていました。これから紅葉の季節ですので、楽しい登山ができると思います。

2011年10月4日火曜日

薬師岳登山道の整備

 台風15号で薬師岳登山道の滝倉と倉方の間で、ブナが2箇所で倒れました。かなり太いブナでしたので、撤去するには時間と費用がかかるため、う回路を付けました。まだ固まっていませんので、注意して登ってください。
 紅葉は、倉方付近まで下りて来ました。川口渓谷、真木渓谷、大股渓谷の紅葉は10月下旬が見頃です。川口渓谷は、全面通行止めが解除され人は通れるようになりましたが、峰越林道は、依然として通行止めです。整備には今年いっぱいかかるでしょう。

2011年10月3日月曜日

川口渓谷・鹿の子山分岐登山

 真昼山地の高山でも紅葉が始まりました。今まで崖崩れの危険があったため全面通行止めであった川口渓谷の道路が、人の通行ができるようになります。これを記念して、次のとおり紅葉登山が行われます。
 ・い つ   10月22日 午前7時川口渓谷車止め集合
 ・コース  川口渓谷~川口登山口~県境~鹿の子山分岐~水無沢分岐~水無沢登山口~車止め
 ・募集定員    30人
 ・参加申し込み  大仙市太田支所市民サービス課 TEL 0187-88-1111
 今回のコースは、低山の魅力たっぷりのコースです。ブナ林の原生林がきれいです。なかなか登れないコースですので、この機会に登ってみませんか。紅葉の最盛期と思います。

2011年10月2日日曜日

秋田駒ケ岳・乳頭縦走


 熊見平の紅葉とアオモリトドマツ

 昨日の秋田駒ケ岳、乳頭山は寒い秋いの日でした。八合目の登山口を出て、阿弥陀池に間もなく着こうという頃、空から雪が舞って来ました。風は強く右の頬が冷たくなり、手もかじかんで来た頃、白い雪が舞ってきたのです。今年初めての雪でした。この分では今回の山行では展望は期待できないと諦めて、ひたすら乳頭山を目指しました。

 焼森を過ぎて湯森が近くなった頃、雲が薄くなり、乳頭独特の山容が見られるようになりました。もしかしたら展望があるかもと期待して登って行きました。幸いなことに湯森からの下りの途中で、紅葉とアオモリトドマツ、チシマザサ、湿原の草紅葉と素晴らしい熊見平の光景を見ることができました。でも、時々白雪が舞います。
 駒ケ岳は、紅葉の見頃です。台風の影響で大分葉は落ちましたが、まだまだ楽しめます。風が強くガスがかかる一日でしたが、時々ガスがはれると素晴らしい紅葉が広がります。残念なことですが、岩手山と秋田駒ケ岳の頂上は見ることができませんでした。

2011年9月29日木曜日

岩手山登山

岩手山から羽後朝日岳、和賀岳、鳥海山


 昨日の岩手山は天気に恵まれ、雄大なパノラマを満喫できました。鳥海山から秋田駒、八幡平、早池峰などのほか、羽後朝日岳、和賀岳が遠くに聳えていました。また、盛岡をはじめ北上川流域の平野が一望できました。
 紅葉を期待して行ったのですが、草紅葉は見られましたが、台風の影響か色着いた木の葉はほとんど散り紅葉を楽しむことはできませんでした。ちょっと残念でした。

岩手山山頂付近から鬼ガ城を望む

2011年9月27日火曜日

薬師岳巡回


 薬師岳から小鷲倉(手前)、和賀岳(奥)

 今日は素晴らしい天気に恵まれ、楽しい山歩きができました。薬師だけは、ミネザクラやミネカエデに紅葉が始まりました。薬師岳から和賀岳方面を見ると、小鷲倉付近から和賀岳にかけて紅葉が見ごろのように見えました。薬師岳の紅葉は1週間後が、見ごろと思われます。横手盆地は、稲刈りの最中で黄金色に輝いていました。あと1週間もすると稲刈りも終わりとなります。早いもので、真昼山地も紅葉の季節となりました。

 三本ツルから薬師岳(左)と薬師岳の肩

 滝倉から倉方の間に2箇所台風で倒れたブナがあります。手前のブナは大きく処理が難しいため、う回路を着けようかと支所の担当の方と検討中です。奥のブナは処理が楽ですの近日中に処理する予定です。歩きにくいかもしれませんが、少しの間辛抱してください。

2011年9月26日月曜日

真木林道巡回


 真木橋から渓谷の夜明けを望む

 今朝、真木林道を巡回して来ました。真木林道は、未舗装のため大雨が降ると路面が洗われて通行するときは、注意が必要です。現在は整備されて通行しやすくなりましたが、普通乗用車は注意して通ってください。
 秋も深まりヤマウルシやナナカマドが色付き始めました。来月の中旬頃からは紅葉が始まります。川口渓谷も全面通行止めが解除され、人は通れるようになります。真木渓谷も川口渓谷も隠れた紅葉の名所として知る人ぞ知る渓谷です。真木渓谷は荒々しく男性的で、川口渓谷は母のような優しさを秘めた女性的な紅葉を楽しめます。どちらの渓谷も要所要所に滝がかかり、更に紅葉を引き立ててくれます。見ごろは、10月下旬です。

2011年9月23日金曜日

真昼岳巡回

 秋も深まりもう稲刈りが始まりました。残暑が厳しく暑い日が続いていましたが、数日前からは急に寒くなり一気に秋の気温となりました。一昨日と昨日の夜にはストーブを着けました。真昼岳の上の方では、花の季節が終わりエゾオヤマリンドウとアキノキリンソウが咲いている程度となり、ナナカマドやヤマウルシに紅葉の走りが見られます。真昼岳の紅葉は、10月の上旬です、ブナ林は中旬から下旬ごろが見頃でしょう。
 台風の影響で山ではかなり強い風が吹いたらしく、太い木の枝が折れて登山道にたくさん落ちていました。南沢では、キツリフネやサワアザミ、ナンブアザミ、ミズヒキなどが最後の花を咲かせています。麓では、ノコンギク、ミゾソバ、ユウガギクがきれいです。ノコンギクは、秋が深まるにつれ色が濃くなっていきます。

 今日の真昼岳頂上は、ガスがかかり残念ながら稲刈りを迎えた横手盆地を見ることができませんでしたが、やせつるから黄金色に輝く横手盆地を垣間見ることができました。稲刈り直前の今が、黄金色に染まった美しい横手盆地を見ることができます。10月に入ると稲刈りも大分進み、横手盆地は徐々に晩秋の風景に移っていきます。

2011年9月16日金曜日

和賀岳の情報


 和賀岳の頂上から早池峰(左)と薬師岳(右)が見えました

 薬師岳から和賀岳にかけて、花の季節は終わろうとしています。エゾオヤマリンドウの青が目につきます。ハクサンフウロがピンクの花を着けながら葉は紅葉を始めました。和賀岳のお花畑も草紅葉になってきました。気温は高いですが、確実に秋は深まっています。残っているアキアカネも色は真っ赤です。早く山を降りなければ霜が来ます。
 小杉山分岐から和賀岳までの登山道は、所々ササが濃くなって足元が良く見ません。早朝ですと露で濡れますので、合羽を履いたほうが良いと思います。仙北市へ刈払いの予定を確認してみます。今月の下旬には、紅葉が始まります。


 薬師岳から和賀岳を望む

2011年9月14日水曜日

真木林道情報

 

真木渓谷の大倉岩付近

 今朝、真木林道の様子を見て来ました。昨日の大雨で路面がかなり荒れていますが、通行止めにはなっていません。路面の上を水が走り、えぐられている箇所もありますので、車高の低い乗用車は運転に注意が必要です。整備には、時間がかかると思いますので、通行する際は注意してください。
 秋のキノコ狩りの季節となって、マイタケを求めて多くの車が入っています。十月の中旬までキノコ採集の車が多くなります。

ツキヨタケが顔を出しましたので、ムキタケと間違って採らないでください。ツキヨタケは、一般に色が赤味がかり柄の付け根を裂くと黒く丸いしみがあります。ムキタケは、そのしみがなく色は鼠色です。時期もツキヨタケが早く、ムキタケは一箇月ほど遅くなります。
 今日の真木渓谷は、ガスが漂い、南画風の幻想的な景色となっていました。

2011年9月12日月曜日

薬師岳情報


 滝倉付近のイワテシオガマ(あまり目にすることない花です)

 家業とガイドで忙しく、和賀岳方面への巡回ができませんでした。今日、和賀岳までの巡回を計画しましたが、風が強くガスで眼鏡が曇り足元が良く見えませんでしたので、途中で引き返してきました。花も終わりに近づいて、アキノキリンソウ、エゾオヤマリンドウ、ウメバチソウのほかタムラソウが見られました。ハクサンシャジンやハクサンフウロも咲いていますが、名残程度になってしまいました。
 尾根のナンゴクミネカエデやナナカマドを見ると、紅葉の兆しを感じます。和賀岳は、9月の末には紅葉の見ごろとなります。薬師岳付近は、10月の初めです。
 10月の22日には、川口渓谷が歩行できるようになるので、記念して川口登山口から鹿の子分岐を経由して水無沢口へ降りる紅葉登山が検討されています。詳細が決まりましたらこのブログでお知らせします。低山の魅力たっぷりのコースです。紅葉の柔らかな陽射しがこぼれる中、ブナ林を歩きます。東北の深山の魅力たっぷりのコースです。低山の魅力を発見できるコースです。

2011年9月10日土曜日

焼石岳


 焼石岳神社分岐から焼石岳を望む

 昨日は、日本ばれの中楽しい焼石岳登山ができました。花の山として知られる焼石岳もウメバチソウやダイモンジソウが見頃で、花の季節は過ぎていました。焼石沼付近では、トリカブト(ウゼントリカブトか?)の青い花が印象的でした。
 焼石神社分岐の上部は巨岩の上を登ることになります。晴れた日は楽しく登ることができますが、雨の日やガスがかかると滑ったり方向を見失う可能性もありますので、注意が必要です。昨日は、同行者と楽しく登って来ました。巨岩地帯を過ぎると、灌木で足元が良く見えませんが、少しの辛抱です。頂上からは展望がきき、東焼石岳の彼方に、経塚山が聳えていました。久振りの焼石岳で、学生の頃夏油温泉までに縦走し、長い下りに閉口したことを思い出しました。登山後、温泉巡りで疲れを癒し、風呂上がりのビールがことのほかうまかったのが、記憶に残っています。天狗岩の風呂には今も入れるでしょうか。

2011年9月4日日曜日

部名垂沢大変貌

 滝の高巻き

 部名垂沢は、6月の大雨で大きく変わりました。今までは、深い淵や急流を避けるため左岸を歩いていましたが、大雨で多くの岩や砂利流され、渕や急流がなくなってしまい、川原を苦労せずに歩けるようになりました。岩や砂利が洗い流されたことにより母岩が露出しています。この母岩のほとんどが、花崗岩と凝灰岩であることが分かりました。現在は、水や砂などに磨かれきれいな色をしています。
 二股の出合から上流部も同じように洗われ、鉄分で真っ赤であった岩が灰白色やグリーンのきれいな色になっています。滝の高巻きように垂らされたロープも一部が新しくなっていました。今日は時間がなく、尾根で朝日岳の頂上を仰いで引き返しました。


 羽後朝日岳

2011年8月30日火曜日

秋田駒ケ岳・乳頭山縦走


乳頭から岩手山の眺め

 秋田駒ケ岳から乳頭山(烏帽子岳)を縦走して来ました。花は、秋の花が中心で大分少なくなって来ていました。ミヤマリンドウやハクサンシャジン、エゾオヤマリンドウの青い花のほか、ウメバチソウの白い花、ミヤマアキノキリンソウやキオンの黄色い花が目立ちました。9月の中旬を過ぎるとこの山は、紅葉が始まります。湿原のでは、もう草紅葉が始まっている所もありました。
 真昼山地の山は、激しく浸食されたやせ尾根の険しい山容ですが、この地域の山は、おおらかな山容をしています。また、千沼が原のような池塘が所々に見られ湿原の植物も多く見られます。八甲田山の毛無岱なども多く池塘がありよく似ています。今日は、平日で登山者も少なく、縦走路は貸し切りの状態でしたので、静かに初秋の山を楽しんできました。


乳頭山頂から田代平山荘方面  オオシラビソ(アオモリトドマツ)が美しい

2011年8月28日日曜日

甲コース情報

 昨日、甲コースの刈払いの準備をして来ました。薬師分岐から大甲方面への下りの登山道が、ムツノガリヤスやヨツバヒヨドリで足元が見えにくくなっています。また藪が濃くなった箇所もありましたので、少し整理をして来ました。8月も末になり、花も十分に生長し種を着けましたので間もなく刈払いをする予定です。来週中には、整備にかかれそうです。秋が深まり、朝露が濃くなる前に整備は終わると思います。
 山の花は、間もなく終わりです。現在薬師岳付近のお花畑は、タムラソウとハクサンシャジンが見頃です。ベニヒカゲも飛び交っています。この高山蝶は、秋田県の許可がなければ採集できませんので注意してください。見た目は地味な蝶ですが、メスの斑紋はきれいです。
 間もなくウメバチソウが見ごろとなり、エゾオヤマノリンドウが咲き始めると山は一気に紅葉へと向かいます。

2011年8月26日金曜日

今日もアブに襲われました


 兎平分からの真昼岳南峰  30分ほどの急登があります


 今日は気温が上がり30度を超えましたが、空気が乾いているため蒸し暑くはありません。どことなく秋の気配が漂っています。善知鳥コースのじゃまな木を処理して来ました。
 向沢は、まだアブが大発生しています。ヤマトアブとシロアブがほとんどです。ヤマトアブは黄色の大型のアブで、シロアブは黒くヤマトアブよりも一回り小さいアブです。顔や腕に体当たりして来ます。前回と同じように白いタオルを頭からかぶり、顔の両側でゆらゆらさせたら顔は攻撃して来ませんでした。アブがいることは清流の証拠とはいっても、血を吸われると痛いし腫れて痒くなりましので閉口します。

 向沢の草刈りをしましたので歩きやすくなりました。目印のペンキが薄くなったり、ペンキの着いた岩が流されたり埋もれたりしましたので、近日中に再度マーキングします。山は、もう秋の風が吹いています。


 兎平からの女神山   ブナ林のきれいな山として知られています。7月に刈払いをしましたので、歩きやすくなっています。

2011年8月25日木曜日

奥羽山荘ナチュラルガーデン


 奥羽山荘もみじ庵のナチュラルガーデンは、イヌラを中心にバーベナ、キバナコスモス、ミソハギなどが咲いて夏の花の見頃です。去年から作り始めましたが、まだ生育にむらがあり完成ではありませんが、見られるようになりました。さらに、補植などをしながら来年には、完成させたいと思います。
 これから秋にかけて、数種類のコスモスと西洋フジバカマが咲いてきます。ノコンギクやエゾノコンギクなどの野生ギクが咲くと秋も終わり冬を迎える頃となります。来年の春になりますと、原種のチューリップやチオノドクサなど春の花が咲きます。
 春から秋まで多くの花が楽しめるように設計しました。この庭で、去年からナチュラルガーデンの講習会を開き、受講生の方々と一緒に世話をしています。来年はもっと多くの花が咲くことを願っています。50を超える属の110品種以上の花が植えられています。機会がありましたらご覧ください。



 お盆以降、家業で忙しいのと天候が悪く、山の上まで巡回していません。明日は、真昼岳善知鳥コースの支障木の処理をする予定です。土曜日は、同じように甲コースの整備をする予定を立てています。