2019年11月29日金曜日

登山口小屋は閉めました


 真昼山地は、寒気が南下して寒い日となっています。


 和賀岳登山口の小屋は閉めました。来年の4月25日頃をめどに開ける予定です。


 来月になると強い寒気が南下し7日頃まで寒い日が続く天気図です。この頃に真木林道は雪で通行できなくなるのではないでしょうか。

2019年11月25日月曜日

和賀岳登山口小屋の止水


 現在、真木林道は雪が消え通行できます。

 11月24日に、登山口小屋の水を止めました。小屋は11月の末に閉め冬囲いをします。例年、4月25日頃に明けます。今年は寒気が南下しても長続きせず、雪が積もりません。予報天気図では12月3日頃に非常に強い寒気が南下しています。この寒気で雪が積もり、真木林道は通行不能となるでしょうか。

2019年11月18日月曜日

真昼山地に雪景色


 11月17日は冷え込み、真昼山地に雪が積もりました。
和賀岳は初冠雪は見られましたが、真昼山(岳)は、初冠雪となりました。

 峰越林道は、800m以上は雪で通れないと思われます。


 和賀岳登山口の小屋は今週末に閉じます。

2019年11月15日金曜日

真昼岳峰越コース情報


 真昼山地の最高峰和賀岳に初冠雪が見られられ、晩秋から初冬になろうとしています。真昼山地の尾根は冬枯れで、雪を待つばかりとなりました。今朝(15日)に冠雪が見られるかと期待しましたが、雪は見えません。

 峰越林道はまだ通行できます。峰越口から真昼山本山まで、10月の末に刈り払いが終わっています。露に濡れることなく歩けます。次の寒気が19日から20日に南下する天気図ですから、初冠雪が見られるでしょうか。

2019年10月29日火曜日

薬師岳刈払い情報


 今年は暖かい日が依然として続いています。しかし、稜線の風は冷たく晩秋から初冬に変わろうとしています。尾根はすっかり冬枯れとなっています。


 28日に薬師岳肩からお花畑まで、刈り払いをしました。登山道にかかっていたササはなくなりました。今の時期の刈払いですので、花に対しての影響はないと思われます。


 薬師岳の肩から大甲に向かって刈り払いにかかりました。ササが思ったより濃く、難渋しています。29日も続けますが、明日は天気が崩れそうなので一旦引き上げです。天気が良ければ作業を続けたいと思いますが、ヨーロッパ中期予報センターの気温の変化を見ると、6日に強い寒気が真昼山地を通過する天気図です。天気によっては、今年の刈りはこれで終わる可能性があります。
 雪が解ける6月初めには再開したいと思っています。

2019年10月28日月曜日

刈払い情報


 真昼山地は、例年よりも温かい秋となっています。まだ、冠雪は見られていません。麓でもまだ霜は降りていません。真木渓谷、川口渓谷、大又渓谷は紅葉が見ごろです。







   真木渓谷黒滝







 真昼山峰越コースは、山頂まで刈り払いが終了しました。快適に歩けます。このコースはお花畑が点在しているため、刈り払いは花時期が過ぎた秋に行います。音動岳のシラネアオイ群落とイブキトラノオは素晴らしいです。


 
28日から薬師岳と、肩から甲分岐に向かって刈り払いを行います。いつ雪が降ってもおかしくない季節です。今年中に甲分岐まで通すことは、無理かもしれません。来年の6月から再開したいと思っています。








 今年の紅葉は11月の連休頃までは楽しめるでしょう。

2019年10月16日水曜日

アクセス道路情報


 台風の影響で次のように通行止めとなっています。

峰越林道 : 北の又橋の奥で土砂崩れのため通行止め

真木林道 : 袖川園地の手前で、倒木があり通行止め。処理の準備中

2019年10月13日日曜日

峰越コース情報


 横手盆地は稲刈りも終わり、秋も深まりましたが紅葉は遅れています。台風19号の影響で、葉が落ち今年はあまり紅葉が期待できないようです。

 峰越コースは、音動岳と赤倉コースとの合流点の間がややササが濃くなっています。刈り払いの準備をしています。


 真木渓谷や大又渓谷の紅葉は、10月25日過ぎ頃が見ごろになると思われます。

2019年9月27日金曜日

真昼岳情報





 真昼山地の麓、横手盆地は稲刈りの最盛期を迎えています。真昼高から見下ろす横手盆地は一面黄色の田んぼが広がります。







 真昼岳の赤倉コースは、手前で森林事務所の間伐が行われています。そのための材木運搬路が、新たに作られ、登山道と重なっている部分があります。最初赤倉沢を横切って南沢の左岸を進み、右岸に渡り、すぐに左岸に渡ります。渡った所が登山道との分岐です。作業道の左の杉の木に、注意の看板があります。見落とさないように気を付けてください。

2019年9月22日日曜日

和賀岳情報

 真昼山地の麓では、稲刈りが最盛期を迎えました。薬師岳や和賀岳から見る横手盆地は黄金色に輝いています。横手盆地の向こうに浮かぶ鳥海山は、
霞んでいますが均整のとれたコニーデの姿がきれいです。



 山の花も少なくなり、エゾリンドウ(エゾオヤマリンドウ)が見ごろです。アキノキリンソウは間もなく終わろうとしています。





 今年が第1回目の真昼山地トレイルランニング大会も終わり、来年の開催に向けて準備に入ります。ブナの紅葉の頃、コースを歩いてみてください。東北のブナの森の美しさを堪能できます。





 薬師岳の肩から甲分岐までの刈り払いは、稲刈りが終わる10月に始める予定です。人手を確保できずに、延びています。

2019年8月21日水曜日

縦走路情報


 真昼山地も暑い日が続いていますが、稜線は秋の気配です。高層天気図でも、ジェット気流が日本付近に南下して来て、夏の終わりを告げています。

 8月11日は、第1回真昼山地トレイルランニング大会でした。暑い日となりましたが、完走率は7割でした。

 和賀岳から女神山までの真昼山地の縦走路は、次のとおりです。

 和賀岳~薬師岳  夏の花も終盤です。問題なく歩けます。9月になると一部刈り払いの計画があります。

 薬師岳肩~甲分岐 藪こぎとなります。9月初めに刈り払いにかかります。

 甲分岐~中ノ沢~風鞍~鹿ノ子分岐~水無沢分岐 トレランのコースで問題ありません。

 水無沢分岐~桑原(かんばら)のコル  ササがありますが迷うことはありません。

 桑原のコル~峰越口  桑原のコルからの登りは、歩きにくい状態です。姥捨て山付近も歩きにくくなっています。間もなく刈り払いの予定です。

 9月の下旬には、真昼山地の中央部の縦走路は全て整備されます。

2019年7月17日水曜日

縦走路情報


 真昼山地には、秋田県側か見るとオホーツク海高気圧からの風による傘雲が連日見えます。梅雨も後半でしょうか。


 和賀岳から女神山間での縦走路の内、南風鞍付近、鹿ノ子山分岐付近を整備しています。来週の半ばまで整備が終わる予定です。

 薬師岳の肩から甲分岐までの整備は、8月の中旬になるでしょう。

 現在の縦走路の状況です。
 和賀岳~薬師岳    快適に歩けます。
 薬師岳肩~甲分岐   藪が濃くなっています。8月中旬整備予定
 甲分岐~川口県境   南風鞍の北西100mほどササが濃くなっています。
            7月下旬整備予定
            中沢岳頂上付近はササがやや濃くなっています。
            7月下旬整備予定
 鹿ノ子山分岐付近   ややササが濃くなっています。(100mほど)
            7月下旬整備予定
 水無沢~峰越林道   桑原(かんばら)鞍部の斜面が草が濃くなっています。
            8月下旬整備予定
            全体的にササがやや濃くなっています。
            

2019年7月9日火曜日

薬師岳・和賀岳ニッコウキスゲ情報


 真昼山地は、梅雨特有のダシ:東風が吹いています。

 7月の中旬も近づき、ニッコウキスゲ:ゼンテイカ(ススキノキ科)が咲き始めました。

 薬師岳  3分   満開は7月13日ごろ

 和賀岳  咲き始め  満開は7月18日ごろ

 今年は去年に比べて蕾がやや少ないようですが、見ごたえのあるお花畑になると思われます。

2019年6月28日金曜日

中ノ沢・風鞍情報


 真昼山地も梅雨入りして、雨が続いています。

 中ノ沢岳から風鞍の間は、去年の9月に刈り払いをしましたが間もなく枝おろしを行います。また、トレラン大会のモニタリングの候補地を決めます。

 風鞍から南風鞍方面のササを刈りましたので、歩きやすくなっています。

 現在、トレラン大会のコースの誘導をするボランティアスタッフを募集しています。ご協力をお願いいたします。
 電話 0909-6452-3482 メールアドレス kurasan@obako.or.jp です。

2019年6月22日土曜日

風鞍エスケープルート情報

 真昼山地は青葉の季節となりました。間もなく初夏の花が咲き始めます。

 現在、黒森口から風鞍までのエスケープルートを刈り払い中です。風鞍までの刈り払いが終わると、中ノ沢岳前後の刈り針を行い、甲分岐から薬師岳の肩へ向かって刈り払いを続けます。

2019年5月31日金曜日

真昼岳情報


 真昼山地は若葉から青葉の季節になろうとしています。田植えはほぼ終わりました。


 真昼岳の峰越林道は整備が終わり、峠まで通行できます。西和和賀まで開通したとの情報もありますが、まだ確認しておりません。


 登山道は全て問題なく歩けます。

峰越コース   峰越林道の峠から北真昼を経由して、アップダウンのある展望のよいコース。初心者向けです。オサバグサが見ごろとなっています。
赤倉コース  南沢を経由して、美しいブナの二次林、原生林を歩く中級者向けのコースです。増水時は南沢は注意して歩いてください。
大浅沢新道  2018年に開かれたコースです。登山口からいきなり急登が続きます。40分ほどでブナの二次林の美しいブナ見平です。赤倉コースと合流します。増水時はこのコースの利用をお勧めします。体力のいる中級者コースです。
善知鳥コース  向沢を渡渉しながら進む上級者向けのコースです。松坂(まっさか)から兎平まで急登が続きます。南峰の急登も鎖とロープがあります。向沢はマーキングはありますが、ルートファインディングの技術が必要です。秋田県の山岳グレーディングを参考に判定すると、体力度5、技術難易度Cかそれ以上です

 真昼山地にマイナー12名山の羽後朝日岳がありますが、同じく山岳グレーディングを参考にすると、体力度8、技術難易度E以上がふさわしいと思います。



2019年5月27日月曜日

真昼岳情報


  真昼山地の麓、横手盆地では田植えが終盤となりました。真昼岳から眺めると湖のようですが、間もなく緑の田園となります。昨日は時季外れの真夏日でした。今日も真夏日の予報です。中期ヨーロッパ予報センターの天気図では、明日からは平年並みの気温になるようです。

 真昼岳赤倉コースの残雪はすべて消え、オサバグサが咲き始めました。シラネアオイは終盤です。


 6月1日に峰越林道が開通予定です。峰越林道が開通すると、真昼山もにぎやかになります。

2019年5月24日金曜日

和賀岳情報


 真昼山地の麓、横手盆地では田植えが最盛期を迎えています。

真昼岳から眺める横手盆地は湖のように見えます。


 和賀岳の秋田県側のコース、甘露水口は三本ツルと薬師平、和賀岳山頂直下に残雪がありますが、ほぼ登山道が出ました。残雪期には大幅にかかったコースタイムは、ガイドブックのとおりに登ることができるようになりました。シラネアオイやミツバオウレン、エチゴキジムシロが咲いて初夏の山となっています。低山ではタニウツギがきれいです。


 6月の初めから黒森コース、薬師岳肩から甲分岐までの刈り払いにかかります。トレラン大会のコースも整備します。

2019年5月19日日曜日

和賀岳情報


 真昼山地も初夏を迎えました。雪解けが急速に進みました。

 登山道の雪もほぼ消えましたが、瀧倉から倉方の間に少し残雪がありますが迷うことはないでしょう。フラッグを残しています。三本ツルに一箇所残雪がありますがフラッグに沿って進んでください。

 薬師平には豊富な残雪です。フラッグがあります。

 小鷲倉の雪は消えたようです。和賀岳山頂直下には大きな残雪が遅くまで残ります。残雪の左を気を付けて進んでください。右を進むと登山道を見落とす可能性があります。

 

2019年5月17日金曜日

真昼岳赤倉口情報


 真昼山地の麓では田植えが始まりました。新緑から若葉のまぶしい季節になりました。


 真昼山赤倉コースの情報です。南沢には一箇所デブリがありますが、特に問題なく歩けます。ヤセツルに残雪がありますが週末までには解けるでしょう。ヤセツルの上部から峰越ルートへの合流地点に巻きますが、一箇所残雪があります。滑落すると危険ですので、慎重に通過してください。
 
音動岳のシラネアオイ群落も咲き始めました。ぜひ音動岳のシラネアオイ群落をご覧ください。


 頂上からの横手盆地は湖のように見えます。

2019年5月6日月曜日

薬師岳情報


 
真昼山地は新緑の美しいころとなりました。エゾヤマザクラが咲き、カエデ類の萌黄色が美しいです。


 薬師岳登山道は雪解けが進んでいます。
*甘露水から瀧倉水場    登山道に雪はありません。
*瀧倉から倉方    一部登山道が出始めました。フラッグとテープを頼りに進んでください。登山道をはずれますと藪こぎなり苦労します。テープとフラッグは登山道に沿ってありますので、見逃さないようにしてください。
*三本ツルの雪庇は、滑りましたが一部残っています。残雪には乗らないでください。一緒に滑る危険性があります。
胸突き八丁の手前に大きな残雪があります。フラッグに沿って迂回してください。残雪に乗るといつ滑ってもおかしくありません。要注意です。




三本ツルの雪庇の崩落跡

2019年4月30日火曜日

真昼岳情報


 真昼山地は、渓谷で新緑が美しくなりました。麓では春の農作業が始まっています。


 峰越林道はまだ開通していません。赤倉沢口と善知鳥口へは車で通行できます。しかし、南沢はまだ雪崩れの危険性があるので入らないでください。大浅沢新道をを利用することをお勧めします。

 大浅沢新道は坊主アワ畑までは雪が消え、赤倉コースとの合流地点付近から残雪です。

*ブナ林  まだ登山道はほとんど出ていません。テープを頼りに進んでください。
*ヤセツルへの登り  残雪が深くトレースとテープを頼りに進んでください。
*ヤセツル核心部  まだ残雪が深いです。雪解けが進むと歩きづらくなります。
*ヤセツル上部から峰越口合流地点   残雪が登山道を埋めています。斜面がきついため、ピッケルやクランポン(アイゼン)で安全を確保してください。
*尾根の登山道   雪が消え問題なく歩けます。

 連休中は雪解けが急に進むと思われます。しかし、安全対策は十分に行ってください。グローブは冬用も必要です。フリース、セーターなども必携です。

 写真は三沢出合から大浅沢奥の真昼岳


2019年4月29日月曜日

薬師岳情報


 真昼山地は寒気が抜け、桜も散り始めました。


 薬師岳登山道の内、瀧倉までは登山道が出ました。上部は雪の中です。フラッグに従って進んでください。三本ツルの雪庇の崩壊が始まっています。深いクレバスが走っていますので、
雪庇には乗らないで尾根の藪を歩いてください。胸突き八丁は登山道がでています。

 薬師平にフラッグを置きました。登山道は小杉山までは一部が残雪で寸断されています。


 和賀は残雪で白く輝いていました

2019年4月27日土曜日

真昼山地の新緑


 真昼山地の麓では桜が満開から散り始めです。寒気は土曜日で通過して日曜日、月曜日は暖かさも戻り、登山や桜狩に良い天気のようです。


 渓谷でもエゾヤマザクラやオクチョウジザクラが咲き始め、柳の芽も薄い緑になっています。啄木の望郷の歌「やはらかに 柳あおめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」を口ずさんでいます。

 新緑の見ごろは5月になってからです。抱返り渓谷、真木渓谷。川口渓谷、大又渓谷がお勧めです。

2019年4月15日月曜日

薬師岳三本ツル


 真昼山地も15日に上空の寒気が通過すると、春らしい陽気が期待できそうです。

 




 登山口小屋から奥は、登山道が雪に埋もれています。甘露水までは25日過ぎになると雪が消えるでしょう。登山道は連休明け頃にはブナ台までは雪が消えると思われます。

 三本ツルまでは、5月の半ばになると一部登山道が明けると思われます。三本ツルの雪庇の崩落が始まっています。

 三本ツルの雪庇の状況 薬師岳肩方面



 また、雪庇の根元にはクレバスが走っている箇所が見えます。これから崩落が加速するでしょう。決して直登は避け、倉方に回ってください。
フラッグとテープに沿って進むと迷うことはありません。






   三本ツルの雪庇 倉方方面







2019年4月12日金曜日

薬師岳の登山情報


 真昼山地は春が足踏み状態が、終わり暖かくなりました。

 真木林道は小屋まで通れます。甘露水前は雪です。甘露水から先の登山道は雪に埋もれています。
4月9日に、瀧倉の水場を越え、倉方への迂回地点までフラッグを立てました。雪庇の崩落が始めるころですから、薬師岳の肩への直登は避けてください。日曜日に薬師岳までフラッグを立てる予定です。







  薬師岳肩への直登は避けてください

2019年4月7日日曜日

真木林道情報


 真昼山地に雪を降らせた寒気は去り雪も解け、真木林道は小屋まで入ることができます。雪解けで地盤が緩んでいますので、風の強い日や雨の日は落石に注意してください。


 小屋の冬囲いは全て明日(8日)取り外す予定です。水は凍結しなくなる15日以降に流す予定です。それまでお待ちください。


 9日に、薬師岳までの登山道にフラッグを立てる予定です。春山を楽しんでください。

2019年3月31日日曜日

真木林道情報


 真昼山地は3月の下旬になって、春は足踏み状態です。3月27日やや多い積雪がありました。

 真木林道は登山口小屋まで開通しましたが、この雪で再び袖川から奥は雪で通れません。中期予報の天気図を見て、寒気の状態を勘案すれば、4月の5日以降になれば雪が消え通れるようになるでしょう。8~10日に5,000mの上空を強い低気圧が東北を通過する予報図です。この低気圧が寒気を伴っていますので、気になります。

2019年3月23日土曜日

大浅沢新道状況


 真昼岳も雪解けが進んでいます。山の斜面にはクレバスが見え、全層雪崩が起きています。谷筋には入らないでください。行動時間と安全性から大浅沢新道を
お勧めします。登山道の取り付きから急登ですが、ブナ見平付近からは斜度が緩みます。

 一服松を越え、ブナ見平付近までは雪が消えました。上部はスノーシューかワカンが必要です。
 ヤセツルはややナイフリッジ様ですが、尾根を歩けます。冷え込んだ朝は、赤倉山の斜面がアイスバーンになりますのでクランポン(アイゼン)とピッケルが必要です。ポールでは滑落を止めることができません。

真木林道の開通


 真昼山地の雪解けは進んでいます。真木林道は開通しました。小路又(こじまた)から小屋までは、道があれていますので車高の高い車がよいでしょう。

 小屋の冬囲いを一部を撤去しています。水は凍結の心配がなくなる4月の中旬に流します。




 登山口の小屋付近にはまだ雪が多いです




 薬師岳までの登山道に、4月上旬にフラッグを立てます。
登山道は全てゆきに埋もれているtお思われます。


 天気予報では2,3日は寒の戻りの天気となっています。マンサクの花が咲きました。


 

2019年3月19日火曜日

真木林道情報


 真昼山地の麓ではすっかり雪が消え、4月のような日が続いています。白鳥も北に帰り、落ち穂を唾む姿も見られなくなりました。朝早くからキジの雄が求愛の鳴き声をあげています。


 真木林道の整備が始まっています。今年は雪が少なく例年よりも一箇月ほど早く
整備が始まりました。袖川までは整備が終わりましたが、登山口までの整備にはまだ時間がかかります。


 登山口の小屋の一部の窓と入り口から囲いを外しました。凍結の恐れがあるため、水は4月の中旬から流します。



 小屋まで開通したら、薬師岳までの登山道にフラッグを立てます。雪庇の崩落と雪の断崖が薬師岳への直登を阻んでいます。

 倉方に迂回する夏道が、安全で早いです。ピッケルとアイゼンは必携です。






大倉岩の雪もきえました

2019年2月28日木曜日

大浅沢新道の状況


 大浅沢新道は登山道の取り付きから、一服松(アカマツの群生地)までは積雪が少なく間もなく消えます。かんじきやスノーシューでは登れませんので、つぼ足で登ってください。一服松から上はスノーシューかワカン(かんじき)が必要です。

 赤倉コースとの合流地点からは、ブナ林の尾根を歩いてください。


 ヤセツルはナイフリッジになっていますので、東側の肩の部分を歩いてください。雪庇の崩落はありません。今回は行動時間が遅かったため、ここで引き返しましたが、赤倉山への斜面はアイスバーンのようです。アイゼンとピッケルは必携です。

真木林道情報


 今年は真昼山地は雪が少ない状態が続いています。真木林道の雪の状態は例年の3月の中旬の積雪です。もう堅雪で、早朝であればつぼ足でも歩けます。


 今年は4月の25日までに、登山口の小屋まで除雪と整備ができそうです。小屋まで開通しますと、薬師岳まで登山道に沿ってフラッグを立てます。雪の消え具合を見ながら調整します。

 今年は雪が少ないため、三本ツルの雪庇の崩落も早まりそうです。薬師岳への直登は避け、倉方へ廻ってください。テープを置いた場合は、必ず回収してください。ほかの登山者が迷うことになります。






 写真は真木川と袖川の合流地点です。もう雪解け水が増えています。

2019年2月7日木曜日

真木林道情報


 真昼山地は徐々に積雪は多くなっていますが、まだ平年よりも少ない状態です。雪質も重い締まった雪です。

 真木林道は、一部にデブリがありますが例年よりかなり少ない積雪です。現在オホーツクの上空の最強の寒波が間もなく抜けそうです。その後、大雪をもたらす寒気は見えません。2月も下旬になると積雪はあまり増えることはありません。


 今年も4月25日をめど、袖川までの除雪をお願いしています。その後に薬師岳までフラッグを立てる計画です。今年の長い連休には、和賀岳、薬師岳、真昼岳の春山を楽しめるように、準備をします。

2019年1月15日火曜日

大浅沢新道情報


 真昼山地は例年よりも積雪が少ない状態です。大浅沢新道は、ブナ見平までは雪が少なく、特に一服松までの急登はツボ足でなければ登れない状態でした。その上はスノーシューよりもかんじきの方が楽でした。穏やかな天気は15日の昼までで、午後からは風が出てくる予報です。


 16日以降は雪の予報が続いていますが、この後どれほどの雪が積もるでしょうか。17日は暴風雪の警報が出てもおかしくない天気図です。雪が多すぎるのは困りますが、程ほどに降って雪山登山を楽しみたいものです。例年であれば、2月の中旬までは雪が降り続き、一気に積雪が増えるのですが今年はどうでしょうか。


 写真は赤倉コースとの合流点付近からの真昼岳です。