2014年1月25日土曜日

真木林道情報

真木林道は1月23日に降った大雪で、平年よりもかなり深い積雪となっています。今日から明日にかけて暖気となりますので、表層雪崩の危険がありますので注意が必要です。雪は湿っぽく、ラッセルはひざ下ですが、雪が重いため体力を消耗します。
 雪崩は、岩や涸れ沢の上部に溜まった雪が崩落する可能性があります。大きな雪崩ではありませんが、雪が重いので注意してください。
 全層雪崩が起きるのは、3月に入ってからですが、2月中でも雨が降った場合は危険です。毎年全層雪崩が起きる箇所は、大倉岩付近、小路又橋を過ぎたヘアーピン付近ですので、注意が必要です。今年は、力水の手前の沢が危ないように見えます。雨や暖気の日には注意が必要です。
 4月25日をめどに、毎年除雪を兼ねて袖川まで整備をします。袖川から奥は、積雪の状態によっては通行可能となるのは5月の連休明けになります。
 

2014年1月22日水曜日

真昼岳焼山コース

赤倉コースの南沢や赤倉沢には、雪崩の危険があるため入らないでください。今年の冬も去年と同じく例年より多くの積雪となっています。雪崩を避けるためには、大平作業道を利用し、門の又沢左岸の焼山を通る焼山コースをお勧めします。
 独標点の焼山からの下りは、今年の大雪でやせてナイフリッジになっていますが、立ち木を利用することができます。この鞍部を超えるとやせつるまでは、ブナの林の中を快適に歩けます。やせつるもナイフリッジになっていると思いますが、去年も雪庇は発達しませんでしたから、尾根の大浅沢側の下を通れると思います。安全確保のためには、ピッケルが必要です。
 真昼本山の手前の赤倉山の西斜面は、風が強くクラスト状態と思います。アイゼンがなければ歩きにくく、滑落の危険があります。
 この焼山コースのほか、南沢と赤倉沢の間の尾根、大浅沢右岸の尾根が、利用できます。最短コースは焼山コースです。

1月21日の焼山付近の林、樹氷状になっていました
 

2014年1月8日水曜日

真木林道情報

真木林道の積雪は、平年並みとなっています。現在のところ雪崩の可能性は低いと思われます。しかし、これから2月の中旬にかけて本格的な降雪となりますので、表層雪崩が起きる可能性があります。大雪の後は注意が必要です。
 3月に入ると、全層雪崩が起きる可能性ある箇所が、3箇所ほどあります。雨や暖かな日が続いた場合は、注意してください。袖川の奥のヘアーピンから大倉岩の付近にかけて注意が必要です。



写真は切通し(ももし坂)から曲甲