2020年6月25日木曜日

和賀岳ニッコウキスゲ情報 真昼山イブキトラノオ情報


 真昼山地は夏の花が咲き始めました。

 真昼山の花情報
 ・イブキトラノオ 音動岳周辺で咲き始めました。見ごろは7月上旬
 ・ヤマルリトラノオ   真昼山南峰   まだ咲いていません。見ごろは7月下旬


 薬師岳のニッコウキスゲ  咲き始めました。見ごろは7月10日頃から
   イブキトラノオも咲き始めました。

 和賀岳ニッコウキスゲ   蕾です。見ごろは7月18日頃から
   和賀岳西斜面もニッコウキスゲは多いですが、圧巻は北斜面です。

2020年6月22日月曜日

薬師岳肩から甲分岐の刈り払い状況 2


 真昼山地は夏となり、横手盆地は緑の絨毯となりました。

 薬師岳肩から甲分岐の刈り払い状況と予定です。

 6月21日の刈り払い状況
  刈り払い終了区間  薬師岳肩から大甲の最低鞍部まで
            しじみ長根から甲分岐まで

 6月27、28日予定 甲分岐から大甲の最低鞍部

 6月末までの終了を目指していましたが、7月上旬にずれ込みます。

        

2020年6月9日火曜日

薬師岳から甲分岐の刈り払い状況


 真昼山地の麓では、田植えも終わり緑の田園風景となりました。山では初夏の花が咲いています。

 薬師岳肩から大甲、甲分岐、しじみ長根の刈り払いを始めました。天気と相談しながらの作業です。現在は薬師岳肩から鞍部に向かって刈り払い中です。10日には、鞍部まで作業が進むと思います。
 次の作業は、6月の16日から甘露水からしじみ長根に向かって行う予定です。それまでは、天気がぐずつくと判断しています。6月中には、薬師岳肩から、トレランのコースにつながるでしょう。

2020年6月1日月曜日

真昼山周回コースの紹介


 
 

真昼山から見下ろす横手盆は、湖のようでその中に散居集落の家々が島のようです。この光景も1週間後には緑の絨毯の農村風景へと変わります。



 北真昼(北ノ股岳周辺)から真昼山南峰にかけてはシラネアオイが多く、特に音動岳には、多くの大株のシラネアオイが見られ、多くの登山愛好家が訪れます。定期的な刈り払いでササ藪を除去した結果、日陰に耐えて生き延びていたシラネアオイやオサバグサ、ミヤマスミレ、ヒメイチゲなどが元気になり、年々多くの花が咲くようになりました。登山道わきで、多くの花を楽しむことができます。

 今はシラネアオイが終盤となり、オサバグサの季節なりました。残雪が多かった場所では、カタクリの花も楽しめます。



一昨年、善知鳥登山口から大浅沢新道が開かれ、善知鳥口を起点に真昼山の周回コースができました。順コースとしてお勧めは、善知鳥口~大浅沢新道~②ブナ林~ヤセツル~真昼山~③南峰~兎岱分岐~④松坂(まっさか)口~⑤向沢~善知口です。

 逆コースは、松坂口からの1時間30分の急登、南峰の50分の急登に体力を消耗し汗を絞られます。の特徴を紹介します。



大浅沢新道   小浅沢を渡った所から急登が始まります。ロープがあり、30度前後の登りが30分ほど続きます。下る場合は慎重に行動してください。急登が終わるとブナの2次林がきれいです。



ブナ林  ここはブナの2次林で、太さと高さの揃った若いブナがきれいです。白い肌のブナが群生する様は、シラカバの林と誤解する方もいます。特に新緑と若葉の頃がお勧めです。



③南峰  この南峰の南斜面にはイングリッシュガーデンのようなお花畑があり、7月の下旬から8月の上旬にかけて見ごろです。特にヤマルリトラノオ清楚な青い花は、オサバグサと共に真昼の名花です。



④松坂(まっさか)  向沢から尾根に一気に登ります。1時間30分の急登は体力を消耗します。溝のような登山道をひたすら尾根をめざします。



⑤向沢   堰堤工事のための作業道の廃道に沿って、沢を遡行します。作業道は、ほとんど残っていません。沢登りの技術は必要ありませんが、ルートファインディングは強いられます。上級者向けのコースですので、初級者の方は経験者の指導が必要です。