2011年3月31日木曜日

真木林道情報


 2月は順調に雪が消えていましたが、3月になってから寒気の影響で雪が降り、大幅に雪解けが遅れています。今日は、登山口休憩所の雪下しに行きました。真木林道は、平年よりも一週近く遅れているように感じます。昨日、一昨日と降った雪が腐れ雪状態で歩きにくく感じました。林道わきでは、ようやくマルバマンサクが咲き始めました。今日の雪解けの状態から見ると、登山口の休憩所までの開通は、5月の連休明けになると思います。袖川園地までは、大仙市太田支所で連休前に開通させてくださると思いますが、これからの天気次第です。
 里の雪解けも遅れています。ようやく用水路の雪が解け、黒い土が久しぶりで見られるようになりました。4月の中旬までには、消えると思いますが、今後の天気次第です。家の前の道路わきのボーダーガーデンのガランサ(スノードロップ)咲いています。数回雪に埋もれましたが、可憐な花を着けています。

2011年3月21日月曜日

真木林道情報



 20日、地震の余震も少なくなり、天気も良かったので、小路又のトイレと登山口休憩所の雪下しのため入山しました、震災の夜に降った雪が腐れ歩きにくかったです。心配した地震による大きな雪崩の後はありませんでしたが、小さな新しいデブリが2箇所ありました。
 キブシノ穂が長くなり、マルバマンサクの花が咲こうとしていました。ブナの冬芽も心持赤く大きくなったように感じます。3月に入ってからの寒気の影響で、雪解けは進んでいません。3月には入ってから、ベーリング海峡付近の上空に高気圧が停滞し、これを迂回するように寒気が日本に南下してきました。現在は、高気圧はなくなり、寒気の南下はないようですが、シベリア上空に零下42度の寒気があります。これが南下しないように祈っています。
 小路又のトイレの雪は降ろしましたが、休憩所の雪は手をつけただけで、終わっていません。雨が続く前には、除雪する予定です。その前に、真昼岳のルートを巡回する予定です。ヤセツルの尾根は、注意が必要ですが、通れますので近日中には、巡回します。
 

2011年3月14日月曜日

ホームページの更新ができません

 東北地方は、悲惨な状況です。不幸中の幸いですが、秋田県では、大きな被害はありませんでした。しかし隣県の被害は、想像を超えています。停電以外ではほとんど被害のなかった秋田県でも、今、ガソリンと食料品が不足しています。今日、ガソリンを入れるため、1時間ほど並び10ℓの補給ができました。
 秋田県でもこのような状況です。青森県から茨城県の海沿いの地域では、どのような状況でしょうか。秋田でも食品が思うように手に入らないですが、食料はあります。水もガスもあります。一日に、食パン一切れとおにぎり一個の生活に比べれば、不満を言えば罰が当たります。今私ができる支援を考えています。

2011年3月10日木曜日

メイプルサップが出ました


 昨日、メイプルサップの採集を試みました。無事、樹液を出してくれました。今日、どのくらい溜まったか期待しながら見に行きました。少しは、溜まっていましたが、樹液を出すのを休んでいました。昨日から寒く今日は、吹雪模様でしたから、天気のせいなのかそれとももう時期が過ぎたのか。メイプルサップの採集時期は、2月の下旬から3月の上旬の2週間位だそうです。木が活動する直前で、根や芽が動き出すとピタリと樹液を出すのを止めるとのことです。
 明日、天気が良くなることを祈って、また確認に行きます。

2011年3月7日月曜日

山の恵みメイプルサップ



 6日、山形県金山町でメイプルサップの採集体験をして来ました。メイプルサップとは、イタヤカエデ類から採れる樹液のことです。ほのかな上品な甘みがあり、これを煮詰めるとメイプルシロップになります。この樹液は、春先のこの時期にしか採れず、真冬でも春になっても止まってしまうそうです。
 ある程度の太さのイタヤカエデ類に、直径2センチ程の穴を開け、そこから樹液をいただきます。この穴は、2年ほどで塞がってしまうそうです。指導してくださった栗田さんは、一本の木に一つの穴しか明けないとのことです。この程度では木が弱ることはないそうです。樹液を採集できる期間は、2週間程度しかなくこの季節限定です。
 深い雪の山をかんじきを着けて採集に歩くきつい仕事も、雪深い山村の春を告げてくれ、山の恵みを実感できる楽しいことなのかもしれません。来年は、私たちもメイプルサップの採集に挑戦してみたいと思います。その際は、このブログや私のホームページでお知らせしたいと思います。
 

2011年3月5日土曜日

はやぶさ

 今日、東北新幹線のはやぶさが、デビューしました。速く夢のある列車です。去年は、探査機はやぶさが満身創痍になりながらイトカワの塵を地球に運び、自身は地球の大気で燃え尽きました。「はやぶさ」は、閉塞感のある今の日本に、夢と希望を与えてくれる名前です。
 探査機のはやぶさは、あきらめずにあらゆる可能性を探すときっと解決策が見つかることを教えてくれました。燃料もなくなり故障だらけでも、塵の入ったカプセルを地球に届けるため頑張ったはやぶさ、使命を成し遂げ燃え尽きる。目頭が熱くなりました。
 新幹線はやぶさは、私たち東北日本の夢を運ぶ列車です。この列車によって、北東北が生き生きとしてくれたなら。
 まだ、夢が続いています。イカロスが大きな帆を広げ金星を離れ、木星方向に向かっています。太陽風を動力として宇宙を旅する。これもまた夢のある話です。宇宙ヨットで太陽系を旅をすることは、世界初の快挙です。金星探査機あかつきは、残念ながら金星の軌道へ入ることはできませんでしたが、まだチャンスは残されています。
 暗いニュースばかりでなく、このようなワクワクするニュースもあります。