2015年12月15日火曜日

大台山登山道

 真昼山地は、暖かい日が続き雪がだいぶ解けましたが尾根にはかなりの積雪があります。

 
 大台山はかっては学校登山などでも登られ、地元の人々に親しまれてきた山でしたが、近頃では登る人が少なくなって来ました。登山道の一部が荒れて来ていますので、整備のために、状況の確認を昨日してきました。
横手盆地の北部から奥羽山脈を眺めると目につく山が、真昼山の地主峰の真昼山(岳)、大台山、白岩岳と小滝山、奥に薬師岳と和賀岳の連峰です。
 来年は、第一回目の真昼山地トレイルランニング大会50kmを計画していますが、大台山は大会コースの一部になっています。今回の調査した登山道を復活できれば、林道のコースを短くして登山道のコースを長くしたいと考えています。この大会を契機にして、手ごろな山として大台山が多くの方に登られることを願っています。



来年計画している大会は、真昼山地の中央部(見えている尾根)を走ります

2015年12月10日木曜日

真木林道情報

真木林道は雪はありますが、真木橋まで通れます。昨日、登山口の小屋の管理に行ってきましたが、ツボ足で歩くことができました。天気予報では、週末は雨の降る予想ですから、雪は少なくなるでしょう。

 暖冬で、なかなか雪が積もりません。来週の半ばころから次の強い寒気が来るように見えますから、本格的な雪になるでしょうか。



 袖川の立岩

2015年12月9日水曜日

林道情報

 真昼山地は積雪期となりました。8日現在では、すべての林道が雪で通行できません。
 赤倉沢林道は無理をすれば大鳥居まで行けますが、その奥は通行できません。週間天気予報では、来週の半ばまでは雪マークではなく傘マークですから、赤倉沢林道は通れるようになるかもしれません。
 山に入る場合は、積雪期の装備が必要です。かんじき、ピッケルは必要です。

2015年12月3日木曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼山地では1,000m以上では、30cm以上の積雪です。天気図と天気予報を見ると、明日からは上空に寒気が流れ込み大荒れの天気です。この荒天で根雪となるでしょう。山ではかなりの積雪になると思われます。

 アクセス道路の林道も雪で通行できなくなると思われます。新雪雪崩も起きると思いますので、沢には入らないようにしてください。冬のルートを登ってください。



写真右  2日のブナ林


写真下  2日の和賀岳

2015年11月26日木曜日

真木林道情報

  真昼岳が、昨日初冠雪となりました。平年より遅い初冠雪です。
 


昨日、和賀岳登山口小屋の冬囲いをしました。水は止まっています。小屋を開けるのは4月の下旬です。




初冠雪の真昼岳

2015年11月20日金曜日

和賀岳情報

 真昼山地はすっかり冬支度ができました。昨日はガスのかかる天気でしたが、低山では時折日差しもありました。しかし、尾根は雨はありませんでしたが、層雲に覆われ見通しがききませんでした。
 


 真木林道の復旧工事は、来年の雪解け後に始まります。まず、袖川までの開通を目指し、その後に登山口までの整備を行う計画のようです。袖側から登山口までは歩いて40分から一時間弱です。


         

                 倉方からか風鞍方面
 

2015年11月14日土曜日

真昼岳赤倉コース情報

真昼山地の紅葉は終わり、初冬の装いです。赤倉コースは問題なく歩けますが、冷え込んだ朝は、岩や木の根に霜が着き滑りやすくなりますので注意してください。


 昨日は小春日和で、柔らかな日差しの中をブナの落ち葉を踏みしめて歩きました。カサカサと心地よい音を聞きながら初冬の山を楽しました。真昼山地にも間もなく雪が降ります。

2015年10月28日水曜日

薬師岳情報

 真昼山地の紅葉は終わりに近づいています。尾根は冬枯れで、真木から大股渓谷では終盤となっています。紅葉の見ごろは麓に降りて来ました。
 
真木林道と峰越林道は、7月の豪雨で通行止めです。七瀬の遊歩道は整備と刈り払いが終わりました。紅葉は名残となりましたが、まだ楽しめる箇所もあります。

 



 山では、ナメコとムキタケが最盛期となっています。夏の日照りで、ナメコの出は少し悪いようです。

2015年10月18日日曜日

七瀬沢遊歩道

 真木渓谷には、隠れた紅葉スポットして七瀬沢遊歩道があります。真木橋の手前の砂防堰堤に入口の指導標があります。夏知らずの沢で、7月の大雨のため歩道が決壊していましたが、昨日整備をしました。数箇所に倒木がありましたが、これも処理をしました。
 










この歩道の奥には、七瀬の大滝があり紅葉のきれいな場所です。滝の上流の急流を過ぎると静かな流れが、秋の木漏れ日にキラキラ輝いていました。今が紅葉の見ごろです。




      

         大滝は写真の滝の下流にあります
 

2015年10月13日火曜日

焼山

 昨日は登山教室最終日の焼山縦走でした。玉川温泉から御所掛温泉付近は紅葉の最盛期で素晴らしい紅葉を堪能することができました。今週いっぱいが見ごろと思います。
 
今年の教室最終日の昨日は、あいにくの雨でしたが無事終わりました。
 登山教室は11月から16年の開催となります。登山の初心者、これから登山を始めたい方を対象に、登山の基礎を習います。登山用具の選び方、登山の基礎としての地形図の読み方、ロープ、気象、安全対策、登山計画書の作成などについて話をします。冬期間は座学ですが、5月には山に登り、登山技術の習得です。


玉川温泉へ下山




 募集は10月19日以降です。申し込みは太田公民館0187-88-1119です。内容については倉田までお尋ねください。 TEL 090-6452-3482  メール kurasan@obako.or.jp です。





       玉川温泉硫黄採掘場の跡
 

2015年10月5日月曜日

真昼岳赤倉コース




 真昼岳の紅葉前線は800m付近です。しかし、爆弾低気圧の風で色づいた葉が落とされ、少し寂しい紅葉となっています。ブナ林の紅葉は今月の中旬ころが見ごろでしょう。


 登山道には影響はなく問題なく歩けます。






  南沢の登山道わきでは、サワアザミが見ごろとなっています。ミゾソバやヌマタデが咲いて、秋の深まりを感じます。
 ブナ林では、ヒメモチやツルアリドオシの赤い実がきれいです。



      ルビーのようなツルアリドオシの実

2015年10月4日日曜日

川口渓谷紅葉情報


 川口渓谷は紅葉の季節を迎えました。渓谷の入り口付近はまだですが、二股付近から色づき始めています。猿倉の滝付近からは三部て程度の紅葉です。奥ほど紅葉が進んでいます。
 見ごろは、二股付近が今年は早く10月15日頃、入り口付近は20日頃と思われます。渓谷では5条の滝が見られます。







渓谷最大の滝 桑原(かんばら)の滝




         

                                                               
                    白糸の滝


















見返りの滝  渓谷最後の滝です。3日は雨あがりで水量がありました






      








          

2015年9月28日月曜日

秋田駒ヶ岳と笊森


 


   秋田駒ヶ岳は真昼山地の北にある秋田県の最高峰です。昨日、登山教室で乳頭山まで縦走をして来ました。紅葉が見ごろで、午後に一時雨に当たりましたが楽しい登山ができました。








 乳頭山方面から見た笊森です。皆さん、美しい紅葉に満足していました。







 熊見平や千沼ヶ原などの湿原もあり、変化に富んだ風景を楽しむことができます。写真は乳頭山と笊森の鞍部から見た池沼のある谷です。









2015年9月25日金曜日

和賀岳情報

  真昼山地の紅葉前線は、1,200m付近です。薬師岳から和賀岳は見ごろとなりました。昨日は東風が強く肌寒く感じました。今朝は雨となっています。



 現在真木林道は、真木橋で通行止めです。ここから歩くと、袖川まで40分、袖川から登山口小屋まで50分ほどを目安にしてください。計画を立てる際は、林道歩きの3時間を考慮してください。前日に小屋を利用すると無理なく登れると思います。



小鷲倉付近から和賀岳




 天気は曇りから晴れ、秋田駒ヶ岳、岩手山、羽後朝日岳の山々が見られました。花もほぼ終わりましたが、アキノキリンソウとエゾオヤマリンドウが咲いています。



  手前が和賀岳、奥の左から秋田駒ヶ岳、羽後朝日岳、岩手山

2015年9月22日火曜日

羽後朝日岳情報

 真昼山地の北部の尾根では紅葉が始まりました。

 昨日の羽後朝日岳は、珍しく3パーティーが入っていました。生保内川源流から4人のパーティー、マンダの沢から二人のパーティーが登って来ました。どちらにも女性のクライマーが頑張っていました。部名垂沢の入り口では、今日の登山に備えて高校生がキャンプもしていました。


二股出合 包丁峰からの沢


 羽後朝日岳の一般的なルートは部名垂沢です。マンダの沢は滝が多く、ナメ滝もあります。生保内川源流は、よくわかりません。部名垂沢は、左岸の作業道後や川原にテープやマーキングがあり、歩きやすいです。しかし、核心部の二股出合から奥は、20mの滝、10m前後の滝が4つあり、高巻きをします。ロープが下がっていますが、確認が必要です。今回もロープを巻いている木の根元が浮き、危険な状態だったので撤去して来ました。




 マイナー十二名山に選定されている山ですので、十分な経験と技術が必要な山です。安易に入らないでください。情報を収集して計画してください。


      奥が羽後朝日岳 踏み跡を頼りに藪こぎです

2015年9月21日月曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼山地は秋も深まり、紅葉の兆しが見えて来ました。山の花も秋の花で、南沢ではサワアザミやナンブアザミ、ハナマキアザミが見ごろです。ブナ林では紅葉の兆しが出て来ました。10月中旬が見ごろとなるでしょう。
 尾根ではエゾオヤマリンドウやウメバチソウ、アキノキリンソウが咲いています。10月の初めには紅葉が始まります。

2015年9月17日木曜日

七瀬大滝から黒森コース

 昨日、七瀬大滝の上流から七瀬林道の峠までのコースを調査し、登山道を復活させる目処がつきました。これから徐々に刈り払いを行い来月中には、登山道を復活させたいと計画しています。
 七瀬沢の遊歩道は、稲刈り後の来月上旬には刈り払いと、崩落した箇所の整備にかかりたいと計画しています。紅葉の見ごろとなる10月下旬までには、整備を終え、七瀬沢の滝と紅葉を楽しむことができるようにしたいと思います。
 これらの整備が終わると、真木渓谷だけでなく七瀬沢や七瀬林道を利用したハイキングコースも整備され、真木渓谷散策のバリエーションコースとして楽しむことができるようになります。

2015年9月14日月曜日

七瀬歩道から黒森コースの探査

 七瀬の遊歩道は、大滝の上流で終わりです。30年以上前は、終点から七瀬林道の峠まで登山道がありましたが、今は廃道となっています。そこで、来年のトレラン大会のコースとして復活できないか、昨日、調査をしました。

 七瀬の遊歩道は、7月下旬の集中豪雨で、枝沢を濁流が流れ数箇所で歩きにくい状態です。稲刈りが終わる来月上旬には補修と刈り払いを行う計画です。

 七瀬の遊歩道の終点から七瀬林道の峠にかけての登山道の復活は、半分ほどを調査しルートの目処がつきました。16日には残りを探査します。

2015年9月6日日曜日

風鞍情報

 9月5日現在、七瀬林道口から黒森経由の風鞍コースの刈り払い中です。間もなく終わる予定です。
 この後、真木橋の手前からの七瀬遊歩道の刈り払いを計画しています。七瀬沢奥の大滝上流から七瀬口登山口まで登山道を復活させる予定です。秋の紅葉を楽しめる渓谷沿いの遊歩道となります。真木渓谷、七瀬沢の紅葉は10月中旬から始まりますが、見ごろは10月下旬頃です。

2015年9月4日金曜日

真木林道、風鞍情報

 真木林道は現在、真木橋で通行止めです。7月下旬の局地的な豪雨で数箇所路肩が崩壊しました。現在崩壊面の養生のためシートを張る工事を行っています。

 七瀬林道は、路面がかなり荒れています。間もなく間伐材の運搬が始まります。

 七瀬林道の峠口からの風鞍コースで、刈り払い作業を行っています。週末に終わる予定です。

 来年に延期なったトレラン大会のコースの見直しを検討しています。真木橋の手前から七瀬の遊歩道を利用し、大滝の上部から七瀬口に向けての登山道を復活させる予定です。また川口渓谷のコースも見直します。鉱山跡を通るコースを検討しています。
 

2015年8月29日土曜日

真昼岳善知鳥コース

 善知鳥(うとう)コースは向沢の堰堤工事の作業道を利用しています。しかし、堰堤工事が終わってから30年以上も経過していますので大部分は崩落し、作業道が残っているのは一部となっています。8月28日に刈り払いが終わり、歩きやすくなりました。
 向沢の遡行は、松坂(まっさか)沢と明取沢の出合で終わります。松坂口からの登りは急登が続きます。ここの左岸の赤ペンキのマーキングが、まっすぐ沢を遡行するようになっていますが、右岸の松坂口に登ってください。

2015年8月26日水曜日

劔・立山の感想



 今年は立山連峰の縦走と裏銀座の縦走を計画しましたが、台風15号が近づき天気が荒れる可能性があったので、劔と立山の縦走で断念しました。薬師岳や黒部五郎岳の北アルプス最深部は、山小屋が少なく、小屋間の距離が長いため今回は諦めました。来年挑戦します。


 前劔からのモルゲンロート


 劔は初日は雨に打たれましたが、翌日には晴れて美しい雲海とモルゲンロートを楽しむことができました。立山からは劔から薬師岳、裏銀座、後立山の峰々が雲海の上に眺められました。槍ヶ岳が北アルプス南部の十字路とすれば、三俣蓮華が北アルプスの十字路であることが良くわかりました。

      劔の頂上から立山の奥に槍ヶ岳が見えます






                               


立山のアーベントロート

2015年8月18日火曜日

羽後朝日岳情報

 昨日、羽後朝日岳を目指しましたが、メンバーの腿に落石が当たりましたので、大事をとって撤退しました。
 部名垂沢は集中豪雨の影響を受けたようで、流木が多くて浮石が目立ち歩きにくい状態でした。私も下りに浮石で転倒し、岩で唇を傷つけてしまいました。
 4年前の集中豪雨の鉄砲水で沢は様子が一変し、淵などが埋まり歩きやすくななりましたが、また元に戻りつつあります。
 林道終点から部名垂沢を渡ったら堰堤工事の作業道を探さずに、川を遡行し最初の堰堤で左岸に上ってください。作業道跡に出ます。二の沢を渡ったら川原を歩き、堰堤に出会ったら左岸をまいてください。左岸に巻き道があります。
 二股を過ぎての最初の滝にスタティックロープを垂らして来ました。ここから上流の沢は、浮石が多くなっていますので、落石に注意して遡行してください。


 

2015年8月7日金曜日

真木林道情報

 真木林道の土砂と流木は除去されましたが、袖川の奥の路肩の決壊が大きく、現在安全確認と安全対策を検討中です。小路又付近から奥に道路の決壊や路肩の決壊があり、甘露水口までの道路が寸断されており、通過するためには一旦川に降りる必要があります。
 
 現在安全確認と対策を検討中のため、お盆過ぎまでは通行止めです。

 

2015年8月3日月曜日

真昼岳花情報






 真昼岳は夏の花が咲いています。秋田県の他の山域ではなかなか見ることのできない花があります。オサバグサ、イブキトラノオ、ヤマルリトラノオが代表的な花です。

 今年は花の咲く時期が例年より早く、例年であれば見ごろのヤマルリトラノオが見ごろを過ぎようとしています。澄んだ瑠璃色の花は、印象的です。

2015年7月28日火曜日

真木林道、入角林道の状況

 
25日の集中豪雨は、真昼岳や和賀岳、白岩岳のアクセス道路である峰越林道、真木林道、入角(いりすみ)林道に大きな被害を与えました。現在、これらの林道は通行止めです。
 

 真木橋の欄干には流木が刺さっています





峰越林道は、北の又橋の手前で濁流によって道路が寸断されています。真木林道は多くの沢で土石流が起き、道路に土砂や流木が堆積しています。奥の小路又では、濁流で道路が寸断されています。入角林道林道は道路上を濁流が流れ、土砂や礫が堆積しています。

 




        真木林道終点近くの小路又では道路が寸断されています






大仙市と美郷町では、現在被害状況を調査している段階なので、復旧計画はこれからです。今月中の復旧は無理と思われます。




          真木林道の沢目には土砂や流木が堆積しています

2015年7月26日日曜日

真木林道、峰越林道情報

7月25日に真昼山地には集中豪雨が降り、真木川(斉内川)、大又沢は濁流が流れました。真木渓谷では、工事中のショベルカーがひっくり返っていました。
 今日(26日)巡回した結果は次のとおりです。
 
 真木林道は、入り口付近で沢の土石流で通行できません。奥までは確認してはいませんが、沢目には土石流があると思われます。明日の午後、奥まで確認します。通行止め箇所から歩くと登山口小屋までは、1時間半から2時間弱です。和賀岳へ登られる方は、時間の配分に注意してください。
 土石流をすべて撤去するには、7月いっぱいはかかるでしょう。

 峰越林道は、林道の3分の1付近、北ノ股橋手前で林道の決壊のため通行できません。また路面が洗われ、通行困難な箇所もあります。復旧にはかなりの時間がかかると思います。赤倉沢林道は通行できます。南沢の様子は近いうちに確認します。

 入角林道は確認してはいませんが、土砂崩れや土石流が発生していると思われます。早めに確認しますが、農作業もありますので時間がかかります。

 真木林道の整備については、大仙市太田支所農林建設課 0187-88-111へ、峰越林道の復旧状況は、美郷町建設課 0187-84-1111へお尋ねください。


 

2015年7月16日木曜日

真木林道情報

 真木林道は整備が終わり、通行しやすくなっています。夏の花が咲いて、エゾハルゼミもいなくなり静かになっています。数日前からヒグラシが鳴き始めました。梅雨も台風11号が通過すると開けそうです。

 田中陽希は真木林道を通り和賀岳へ向かうと予想していましたが、白岩岳を経由して和賀岳に登りました。錫杖の森から小杉山の間は、登山道が荒れ歩きにくくなっています。現在、焼石岳に向かっています。

2015年7月7日火曜日

薬師岳ニッコウキスゲ 2


 今日の薬師岳は天気に恵まれ、気温も高くなく雲上の花園を楽しむことができました。日曜日よりも開花が進み、この上もない美しさでした。週末には終盤となりそうです。
 11日の和賀岳ニッコウキスゲ観賞登山が楽しみです。薬師岳より1週間ほど遅れますからきっと素晴らしいニッコウキスゲの群落を堪能できると思います。

2015年7月6日月曜日

薬師岳ニッコウキスゲ情報

 
薬師岳のニッコウキスゲは、今が見ごろです。例年以上の花が咲き、黄色の天上の花園が出現しています。週末には終盤となり、花が少なくなるでしょう。
 週末には薬師岳に変わって和賀岳のニッコウキスゲが見ごろと思います。和賀岳も多くの蕾がありますから、見事なお花畑が見られると思います。和賀岳のニッコウキスゲが最も見事な場所は、北斜面です。広い斜面に密度の濃いニッコウキスゲが咲き乱れます。20日になると終盤となってしまうでしょう。


 田中陽希は今年、200名山一筆書きに挑戦中です。現在、北海道から本州に入り白神岳を目指しています。和賀岳は16日の予定で、真木林道から入り高下口へ抜ける計画です。皆さん応援しませんか。
 

2015年7月3日金曜日

ニッコウキスゲ情報

真昼山地はニッコウキスゲの咲く時期となりました。薬師岳西斜面は今度の日曜日頃が見ごろと思います。登山教室で観賞登山です。イブキトラノオ群落とニッコウキスゲの群落は、天上の花園です。

 和賀岳は咲き始めで、10日頃が見ごろでしょう。和賀岳のニッコウキスゲの一番のビューポイントは北斜面です。頂上付近のお花畑を見て戻る方が多いですが、北斜面を少し下ってみてください。素晴らしいニッコウキスゲの群落です。NHKの花の百名山に恥じない光景です。

 真昼山地も夏山のシーズンです。これから夏の花の見ごろを迎えます。

2015年6月27日土曜日

甲コース情報

 
真昼山地も梅雨に入りました。

 甲コースは笹や草が濃くなって足元が良く見えません。ニッコウキスゲとハクサンシャクナゲが見ごろです。トレラン大会コースの整備が終わりましたら、7月中に刈り払いを行う予定です。しばらくお待ちください。

 花が終わる8月の下旬には、薬師岳登山道から小杉山までの刈り払いの計画です。少し歩きにくくなっていますが、お待ちください。

 登山口小屋の前に登山届用のポストを設置しました。登山届の提出をお願いいたします。

2015年6月26日金曜日

トレラン大会コース情報

 昨日、真昼山地トレイルランニング大会の開催に向けて、パワースポーツと有志によって大会コースの下見をして来ました。その結果、数箇所の手直しを行い、7月下旬からは参加希望者の方々が、練習できるようにします。
 大会参加者募集は、7月にパワースポーツで始まります。これに向け、実行委員会では細部を詰め、大会の準備に入ります。

 コースの概略は次のとおりです。
 スタート奥羽山荘~真木林道~七瀬林道~黒森山~風鞍~南風鞍~鹿の子分岐~水無沢(コースの一部手直し)~川口渓谷~川口林道~大台山~大台スキー場~奥羽山荘の予定です。50㎞のコースです。

2015年6月17日水曜日

和賀岳情報

 和賀岳コースは全て雪が消えました。特に問題となる箇所はありません。
 早春の花は終わり、初夏の花が咲いています。ハクサンチドリ、アカモノが見ごろです。和賀岳のチングルマも咲き始めました。ニッコウキスゲも咲き始め、例年より多くの蕾を確認できます。薬師岳で、7月の上旬から中旬、和賀岳で7月の中旬が見ごろと思います。

大仙市太田支所では次のとおり和賀岳ニッコウキスゲ観賞登山を行います。

 ・い   つ    7月11日  午前6時 真木渓谷小路又駐車場集合
 ・募集定員    30人
 ・申込み受付   6月25日午前9時から  例年、正午前には定員となります。
            電話 0187-88-1111

 和賀岳は、NHKの花の百名山にニッコウキスゲで選ばれています。頂上の北斜面にはニッコウキスゲの広いお花畑が広がります。また、和賀岳は二百名山にも選ばれています。
 
 

2015年6月7日日曜日

風鞍情報

 真昼山地はエゾハルゼミの鳴き声に包まれています。青葉の季節になりました。
 今年11月1日開催予定の真昼山地トレイルランニング大会の計画コースである風鞍コースは、一部の刈り払いを昨年行いましたが、藪が濃くなって来ましたので、6月下旬から刈り払いをする予定です。オサバグサは終盤です。間もなく終わります。
 同じく大会コース予定の川口県境から水無沢分岐にかけて、刈り払いを6月11日から行います。

2015年6月6日土曜日

薬師岳情報

 真昼山地は青葉の濃い季節になりました。チシマザサのタケノコ採りが最盛期です。遭難事故が起きないように注意してください。
 薬師岳までの雪は全て消えました。ブナ台手前の倒木、瀧倉から倉方の間にあった二本の倒木も処理をし、誘導のフラッグは回収して来ました。問題なく歩くことができます。
 昨日は気温が低かったせいかエゾハルゼミの鳴き声は聞こえませんでしたが、カッコウ(閑古鳥)の鳴き声を今年初めて聞きました。真昼山地は初夏です。

2015年6月1日月曜日

真昼岳善知鳥コース情報

 5月31日、真昼岳善知鳥コースの整備を行いました。倒木や支障木の処理をしたほか、マーキングもし直ししました。
 向沢に入ると右岸(上流に向かって左側)を進みます。崩れたり荒れたりしていますが、堰堤工事の作業道の跡をたどります。数回沢を渡渉しますが、左岸には渡りません。堰堤を10箇所以上超えたところで、右岸に渡ります。松坂口までの中間地点です。石清水を右に見て、堰堤を過ぎると鉄の梯子があります。これを登り堰堤を越えて右岸に渡ります。
 最終堰堤を過ぎてしばらく右岸を歩き、マーキングのある箇所で左岸に渡り進みます。再び沢に出たら渡渉して対岸に渡ると、すぐにまた沢に出ますのでそこで左岸に渡ると松坂口の道標が右岸に見えます。松坂沢と明取沢の出合です。
 松坂口から急登が1時間以上続き、1時間半ほどで兎平の分岐です。

2015年5月31日日曜日

薬師岳登山道状況

 薬師岳の登山道の雪は、ほぼ消えました。滝倉と倉方の中間に少しの残雪があり、その先に大きな倒木があります。乗り越えるには大きすぎますので、フラッグに沿って回り込んで進んでください。その先にも小さな倒木があります。フラッグに向かって進んでください。
 6月の初めに処理するように手配をしました。少しお待ちください。

2015年5月24日日曜日

薬師岳登山道の状況

 薬師岳登山道の雪もほとんど消えましたが、数箇所に残雪があります。滝倉までは雪がありません。滝倉から倉方の間に残雪が数箇所ありますが、フラッグを残してありますので迷うことはありません。三本ツルに一箇所残雪があります。ここにもフラッグを残してあります。
 滝倉と倉方の中間に倒木があります。少し大きな残雪のある場所です。フラッグに沿って迂回してください。倒木の梢の方を巻くと楽です。6月の初めには処理したいと思います。

真昼岳アクセス道路状況

 真昼岳赤倉沢林道の復旧工事が終わり、通行できます。登山口まで整備され、通行しやすくなりました。
 峰越林道は、峰越の水まで雪が消えました。しかし、整備が終わっていませんので北の又橋で通行止めです。峰越の水から登山口までは歩いて20分ほどです。整備の計画については、美郷町建設課 0187-84-1111 まで尋ねてください。
 音動岳のシラネアオイ群落は、4月と5月の高温で花が終わってしまいました。去年までは雪解けが早くても遅くても、5月25日頃が見ごろでした。今年の4,5月の気温がいかに高かったかがわかります。オサバグサが見ごろです。

2015年5月21日木曜日

真昼岳峰越林道情報

 真昼山地は若葉が清々しく、麓では田植えの爽やかな季節です。
 峰越林道は現在整備中です。奥では雪崩のデブリが深く、整備に時間がかかるようです。来週中には、開通すると思います。もう少しお待ちください。音動岳のシラネアオイ群落は見ごろです。

2015年5月18日月曜日

善知鳥コース情報

善知鳥コースの向沢は、草が伸びて来ました。刈り払いは6月の中旬を予定しています。松坂口から兎平分岐までは倒木が数本あります。6月の初めころまでには処理したいと思っています。兎平分岐から真昼岳本山までは、快適に歩けます。南峰の頂上直下付近に残雪がありますが、間もなく解けるでしょう。迷うことはありません。
 赤倉コースも残雪はなく、若葉の美しいブナ林を楽しめます。
 秋田県でタケノコと言えば、チシマザサ:ネマガリタケです。今年は例年よりかなり早く目を出しました。
 

2015年5月15日金曜日

赤倉コース情報

 




  真昼岳のアクセス道路、赤倉沢林道は暗渠の陥没で通行止めです。大鳥居に駐車してください。
 赤倉コースの雪は、ほぼ消えました。倒木の処理と登山道の整備をしましたので、歩きやすくなっています。ヤセツルの雪も消えました。
 オサバグサが咲き始めています。今月の下旬頃が見ごろです。音動岳のシラネアオイと一緒に見られます。 

2015年5月13日水曜日

川口渓谷情報






  川口渓谷は新緑の美しい季節です。間もなく若葉の季節です。二股の公衆トイレの冬囲いを撤去しました。かぶり岩から先は車両通行止めで、歩道としての利用になります。終点まで整備が終わりました。森林浴にご利用ください。ゲートかから終点までは約1時間半ほどかかります。



 ブナのトンネル


                  北ノ股の渓谷

2015年5月12日火曜日

薬師岳情報

  真昼山地の雪は急激に消えています。薬師岳は滝倉から倉方までの区間に残雪があります。半分は登山道が出ました。フラッグがありますので、これに沿って登ってください。薬師岳からの尾根は、雪が消えて見えますが、残雪も見えます。
 薬師平、小杉山の手前の鞍部、小鷲倉付近には残雪があるでしょう。和賀岳手前の草原には、遅くまで残雪が残ります。
 例年より雪解けが進んでいます。残雪に乗る際には、注意が必要です。午後になって気温が上がると、残雪が滑り落ちることがあります。






尾根ではミネザクラ(タカネザクラ)が咲き始めました

2015年5月6日水曜日

赤倉コースの整備をしました

 5月5日、赤倉コースの整備をしました。倒木処理と登山道のステップを切りました。
 南沢の奥にデブリの跡があり、10mほどですが登山道が出ていません。歩行には問題がありません。最終水場から石台に向かう途中の斜面に、ステップを切りました。毎年、雪でトレースが消える箇所です。ヤセツルまでは倒木を処理しましたので歩きやすくなりました。ブナ林の奥にも毎年雪でトレースが消える場所がありますが、ここにもステップを切りました。
 ヤセツルには、まだ数箇所小さな残雪があります。可能な限り倒木を処理しました。数日で残雪は消えるでしょう。登山道わきには春の花が咲いています。
 音動岳のシラネアオイ群落は、毎年5月の25日が見ごろです。峰越林道はまだ通れませんので、整備計画は、美郷町建設課にお尋ねください。例年は5月の下旬です。皆さんがお願いすれば、音動岳のシラネアオイの開花に間に合うかもれません。

2015年5月4日月曜日

真昼岳赤倉コース情報

  真昼山地は例年より早いペースで雪解けが進んでいます。赤倉コースは南沢の中間に、小さなデブリの残雪があります。フラッグとテープは回収して来ました。ヤセツルに残雪がありますが、、迷うことはありません。
 5日には、倒木処理と登山道の整備に入ります。


 ブナ林付近は柔らかな新緑が、心地よく感じます。

2015年4月30日木曜日

薬師岳情報

昨日は真夏日の暑い一日でした。真昼山地は例年になく雪解けが進んでいます。薬師岳登山道は、瀧倉まで雪が消えました。奥に残雪がありますが例年より少なく、三本ツルには雪庇の発達がなく、崩落の可能性はありません。しかし、まだ底雪崩が起きますので必ず倉方を経由して登ってください。フラッグを立てましたので、フラッグに沿って進んでください。
 登山道が開けるのは、5月の中旬と思います。フラッグは登山道に沿って立ててありますので、はずれないように登ってください。

2015年4月29日水曜日

真木林道情報

 真木林道は、袖側奥のヘアーピンまで通れます。現在整備中です。登山口小屋を開け、水を流しました。雪解けが、急激に進み、真木渓谷の桜が見ごろです
 今日、薬師岳までフラッグを立てます。いよいよ登山シーズンとなりました。

 真昼山地トレイルランニング大会の第1回目を11月1日に開催することで、調整中です。5月下旬から、コースの整備にかかります。

2015年4月28日火曜日

真木林道情報

 真木林道は袖川まで整備が終わりました。奥の小路又橋を過ぎて第1ヘアーピンまでは通行できます。
 新緑も始まり、オオヤマザクラが咲いています。今日、登山口の小屋を開きます。
 明日は、薬師岳までフラッグを立てる予定です。連休は天気が良いようですから、春の真昼山地を楽しんでください。

2015年4月24日金曜日

真昼岳赤倉コース情報

 赤倉コースの南沢の雪崩の危険はなくなりました。二股奥の最終水場付近はスノーブリッジになっていますので、渡らないでください。石台までは残雪が多く、急斜面では滑落しないようにしっかりとキックステップで進んでください。フラッグやテープがあります。
 ブナ林は残雪がありますが、迷うことはないでしょう。ブナ林の奥からやせつるは残雪が多くありますから、フラッグとテープを確認しながら登ってください。
 キクザキイチリンソウやイワウチワがきれいに咲いています。

2015年4月19日日曜日

真木林道情報

 真木林道は昨日から整備を始めています。切通し付近とその奥にあった倒木は、車が通れるくらいに処理しました。いたる所に落石がありますので、車高のある車でなければ通れません。袖側手前のタナキクボの滝に残雪があり、奥には入れません。
 整備が終わるのは週の半ばでしょう。週末には登山道にフラッグを立てる予定です。

 真昼山地は早春の花も咲き始めました。マルバマンサク、キブシ、アブラチャン、キクザキイチリンソウ、オクチョウジザクラ、ウゴツクバネウツギ、カタクリ、イワウチワ、エゾエンゴサク、エゾノイワハタザオ、ネコノメソウなどが見られます。
 

2015年4月17日金曜日

真木林道情報

 真木林道の雪は袖川まで消えました。真木橋の奥の切通しの手前に倒木があるほか、落石があり通行ができません。4月18日から整備の準備にかかります。22日には袖川まで開通するとも思われます。
 袖側から奥は、雪が深く開通は5月になってからです。小屋の冬囲いは開通と同時にはずし、水を流します。
 今年は、登山道にフラッグを立てる予定です。25日をめどに計画をします。


 真昼岳の赤倉沢も開通したと思います。南沢の奥は、雪崩が心配です。21日に様子を見に入ります。雪崩の危険がなければ、23日にフラッグを立てる予定です。

 和賀岳も真昼岳も残雪を楽しむ季節となりました。
 

2015年4月13日月曜日

真昼岳情報

 真昼山地は、4月の高温で急激に雪解けが進んでいます。赤倉沢林道は、箇所に残雪があり、まだ通行できませんが、来週には開通すると思います。登山口手前には落石がありますので、注意してください。
 南沢はまだ雪崩が起きています。真昼岳へは赤倉沢を渡り、南沢を4回渡渉したら沢目を利用して、尾根へ出てください。ブナ林の手前で夏道と合流します。そのままヤセツルへ尾根を進みます。途中、雪の消えた箇所は藪こぎとなりますが、歩きやすい状態です。
 20日過ぎに南沢の状況がよくなれば、フラッグを立てる予定です。

2015年4月1日水曜日

真木林道情報

  

 真木林道の雪解けは順調です。日当たりの良い一部の路面が出ました。登山口小屋まで巡回して来ましたが、行きはスノーシューを着けましたが、帰りはつぼ足でした。軽くて楽でした。袖川までは雪崩は終わりましたが、一部で落雪があるかもしれません。
 袖側から奥では、まだ雪崩が起きます。小路又橋の奥の最初のヘアーピンで、沼台の沢を登ると安全で早いです。
 大仙市太田支所農林建設課に4月の25日をめどに、袖川まで除雪と簡単な整備をお願いして来ました。4月25日までには、袖川まで開通するでしょう。
 





早春の花も咲き始めました。写真の花は、ミスミソウ(スハマソウ)です。
 

2015年3月29日日曜日

赤倉コース情報

真昼岳は急速に雪解けが進み、焼山コースの一部で雪が消えました。これからは、南沢右岸の尾根を利用してください。南沢の中流では、全層雪崩が起きています。来月の中旬まで続きます。
 赤倉登山口手前の崖の雪は、ほぼ雪崩れましたが、午後や雨の次の日は注意して通ってください。マルバマンサクが咲いています。
 来週中には、春山のコースの下部にテープを置きます。

ま昼岳の雪も少なくなて来ました

2015年3月19日木曜日

真木林道情報

真木林道は雪解けが進んでいます。袖川までは、雪崩の危険は少なくなって来ました。しかし、雨の後は注意してください。袖側から奥は、まだ数箇所雪崩ます。昨日は、小路又橋を過ぎて、最初のカーブから沼台の沢を詰めました。このルートが安全で楽かと思います。
 一部日当たりよい所は、雪が消えました。4月の25日までには、袖川まで除雪と軽い整備が行われる予定です。

 雪解けが進んでいます。大倉岩から曲甲を望む

2015年3月9日月曜日

真昼岳赤倉コース情報

真昼山地では雪解けが進んでいます。2月の気温は高く、年末には例年の2倍近くあった積雪が、現在は平年並みに近づいています。沢の斜面では、至る所にクレバス(亀裂)が走り、全層雪崩が始まっています。沢には入らないでください。お勧めは、赤倉沢林道から大平作業道を利用した焼山コース、善知鳥から大浅沢の右岸を登るアクビの台コースです。南沢右岸コースは、登山口手前の雪がまだ落ちていませんので、危険です。
 雪は締まって来ましたので、スノーシューよりもカンジキの方が楽かもしれません。支点確保のためには、ポールよりピッケルがよいでしょう。ヤセツルはナイフリッジ状です。しかし、雪庇がかぶさり崩落するような状態ではありません。雪の状態を確認しながら、上を歩くか大浅沢側の中腹を巻くか判断してください。門ノ又沢への滑落に注意してください。
 間もなく焼山コースの尾根まで、テープを立てます。いよいよ春山の楽しい季節です。