2017年3月30日木曜日

今年の真木林道の交通規制

 真昼山地の麓では雪が消えました。しかし、山では全層雪崩の多発時期です。まだ、アイゼン、ピッケルは必要です。

 真木林道は災害復旧工事の2年目になります。工事個所は袖川の奥で2箇所です。除雪が終わり、工事は始まっています。交通規制は、林道の入り口で通行止めです。しかし、毎月第2、4土曜日、日曜日は原則として解除され、袖川まで入れます。休日も解除されることがありますので、このブログか「和賀岳・薬師岳・真昼岳登山情報」をご覧ください。都合により、解除できないこともあります。

 袖川の園地で工事が終わるまで通行止めです。袖川の駐車場は、一部工事の資材置き場として使われますので、工事の妨げにならないように駐車してください。日曜日でも工事車両がとおることもありますので、路上駐車には気をつけてください。マナーが悪ければ、土日の解除もできなくなりますので、ご協力をお願いします。

 日曜日の午後6時に入口で施錠をしますので、それまでには林道からは出てください。

                4月の解除予定

  
     8、 9日   通行止め
       16日   解除
    22、23日   解除
       30日   解除


2017年3月15日水曜日

真昼岳情報

 真昼山地は、例年より少ない積雪が続いていましたが、3月8日からの雪で平年に近い積雪になりました。しかし、シャーベット状の雪ですので雪解けは例年より早まりそうです。

 赤倉沢林道の登山口手前の崖は、昨日、雪崩れましたが、まだ残っている雪がありますので、通過する際は注意してください。赤倉口から権現沢左岸の尾根を登りヤセツルまで巡回して来ました。雪が緩んでいるためスノーシューを着けました。

 ヤセツル(道標はヤセツル尾根となっていますが、ツルは尾根の意味ですので正確にはヤセツルです)は、まだナイフリッジ上です。ルートを大浅沢側にとってください。雪庇はかかっていませんので、尾根の直下にルートをとれます。ピッケルは必携です。

 ヤセツルから赤倉山の斜面は、気温が下がり風が吹くとアイスバーンになりまますので、アイゼン(10本以上)が必要です。

2017年3月2日木曜日

真昼岳情報

 真昼山地は連日好天が続いています。今朝も晴れですが、明日は風が強い予報です。

昨日は、権現沢左岸の尾根を登ってみました。  
 積雪は例年よりは少ない状態が続いています。沢筋では全層雪崩が始まりました。規模は例年よりも小さいようですが、沢には入らないで尾根を利用してください。急斜面ではアイゼンが有効です。また滑落防止や支点の確保ためピッケルが必要です。季節は早春ですが、天気が崩れると厳冬期に逆戻りです。まだまだ、冬の装備が必要です。

麓から日の出前の真昼岳

2017年3月1日水曜日

真木林道情報

 真昼山地は麓では堅雪となり、春らしい日が続いています。28日に真木林道を巡回して来ました。麓では堅雪ですので、つぼ足で歩けるかと思いましたが、山ではスノーシューかカンジキが必要でした。雪は締まっており足首までしか沈みません。


 天気が良く気持ちよく歩けました。林道の南斜面では木の根元が明け、土が見えます。雪は例年より少なく、3月中旬の積雪量です。雪解けは早まると思われます。






 写真は林道のももし坂の切通から見た甲山