和賀岳のニッコウキスゲは終わりました。和賀岳の頂上では、トウゲブキが5分咲きです。数日後には、和賀岳北斜面は、また黄色に染まります。アキノキリンソウも咲き始めましたので、来週後半にはニッコウキスゲに続いて黄色のお花畑が出現します。
間もなくハクサンシャジンも満開になり、和賀岳は一層華やかな花の季節となります。今日は、小雨でアキアカネは飛んでいませんでしたが、真昼山地はお花畑にアキアカネが群れ飛ぶ、短いですが美しい夏の季節です。
2011年7月24日日曜日
和賀岳のニッコウキスゲは終盤です
久しぶりに層積雲の上に、早池峰を見ました。
和賀岳のニッコウキスゲは、もうすぐ終わりです。来週の半ばには終わるでしょう。これからは、トウゲブキとハクサンシャジンが咲いて、和賀岳はまた賑やかになります。ハクサンシャジンの見ごろは今月の末ごろからでしょう。トウゲブキは、咲き始めましたが、見ごろはやはり今月の末ごろからと思います。
薬師岳から和賀岳にかけての尾根は、多くの花を楽しむことができます。定期的に刈払いをした結果、登山道わきの花が元気になりました。チシマザサが優先となって、高山植物が衰えていましたが、刈払いによって多くの花が復活して来ました。ニッコウキスゲもエゾオヤマノリンドウも個体数が多くなりました。オオバツツジも毎年花を付けるようになりました。
薬師岳のお花畑もお色直しをして、イワテトウキとハクサンシャジン、トウゲブキへの庭へと変ります。タムラソウが咲いて、ベニヒカゲガ舞うようになると花の季節も終わりに近づきます。
和賀岳からは、田沢湖も見えます。
2011年7月22日金曜日
真昼岳のイングリッシュガーデン
真昼岳南峰には、岩場にイングリッシュガーデンのようなお花畑があります。ヤマルリトラノオが咲いて、これからが見頃です。
台風の影響で、東風が強く吹いており、絹層雲が広がっていますが、気温は上がっていません。朝は肌寒く毛布がなければ寒く感じます。真昼岳でも東風が吹いており、Tシャツ一枚では寒く感じました。
真昼岳は、今、夏の花が最盛期を迎えようとしています。ハクサンフウロやヤマスカシユリ、タカネナデシコ、マルバキンレイカなどのほか、オサバグサと並ぶ真昼の名花ヤマルリトラノオが、もうすぐ見ごろとなります。所々に、ウスユキソウも咲いて、真昼岳南峰は、さながら天上のイングリッシュガーデンです。赤倉口や峰越口(現在通行止め)から真昼岳本山に登られた方は、ぜひ、南峰のお花畑をご覧ください。
2011年7月18日月曜日
和賀岳のニッコウキスゲ
和賀岳山頂のニッコウキスゲは、今が最盛期です。
今日の和賀岳は霧が薄れ、少し陽射しがありました。ニッコウキスゲは、いまが見頃で、山頂付近は黄色に染まっています。ムカゴトラノオの花は、大分上まで咲きました。今週の末ごろには、ニッコウキスゲもムカゴロラノオも名残となるでしょう。トウゲブキの蕾も見えて来ましたし、ハクサンシャジンンが間もなく開花です。
アキアカネ(赤とんぼ)も登って来ましたので、里ではいよいよ本格的な暑い夏です。
2011年7月14日木曜日
薬師岳・和賀岳のニッコウキスゲ
今日の薬師岳、和賀岳は、吹き上げる風によってガスがかかり展望がききませんでしたが、あまり暑くはなく快適な山登りができました。薬師岳のニッコウキスゲは、終わりに近づき、週末には名残となるでしょう。和賀岳頂上は、3分咲きで、連休にかけて素晴らしいお花畑を見ることができます。
期待していたとおり、薬師岳から和賀岳にかけての登山道は、ニッコウキスゲの出迎えです。霧の中にニッコウキスゲが浮かび上り幻想的な山登りでした。霧が晴れると延々と続く登山道の脇に、ハクサンボウフウと一緒にニッコウキスゲが濃くなったり薄くなったり、時には大きな群落で咲き乱れています。薬師岳のお花畑は、イブキトラノオとニッコウキスゲ、イワテトウキのシンフォニーです。薬師平から和賀岳までは、ハクサンボウフウとニッコウキスゲの混声合唱です。
この音楽祭が終わると、アキアカネが登ってきて夏のお花畑をハクサンシャジンとトウゲブキが彩ります。
2011年7月9日土曜日
ニッコウキスゲ情報
薬師岳、和賀岳ではニッコウキスゲが咲き始めました。今年の大雪で例年よりも少し遅れています。今日のニッコウキスゲ観賞登山で薬師岳西斜面では、8分咲きのニッコウキスゲが見られると思いましたが、開花状況は次のとおりでした。
・倉方上部三本ツル 満開を過ぎ終盤です。
・薬師岳西斜面 3分から5分咲き 5日後が満開と思われます。来週いっぱいが見頃でしょう。
・薬師平から小杉山 ほぼ満開です。来週の末には終盤となるでしょう。
・小杉山から小鷲倉 3分から5分咲き 見頃は来週の後半でしょう。
・和賀岳山頂 咲き始め 見頃は来週末から再来週前半と思われます。
薬師岳西斜面のイブキトラノオも咲き始めで、見ごろはニッコウキスゲと同じで、来週半ばから後半でしょう。
・倉方上部三本ツル 満開を過ぎ終盤です。
・薬師岳西斜面 3分から5分咲き 5日後が満開と思われます。来週いっぱいが見頃でしょう。
・薬師平から小杉山 ほぼ満開です。来週の末には終盤となるでしょう。
・小杉山から小鷲倉 3分から5分咲き 見頃は来週の後半でしょう。
・和賀岳山頂 咲き始め 見頃は来週末から再来週前半と思われます。
薬師岳西斜面のイブキトラノオも咲き始めで、見ごろはニッコウキスゲと同じで、来週半ばから後半でしょう。
2011年7月3日日曜日
2011年7月2日土曜日
和賀岳情報
小杉山への途中ニッコウキスゲも咲いています。
薬師岳から和賀岳にかけて、ニッコウキスゲが咲き始めました。これから半月が、この山域が最も華やぐ季節です。今年のニッコウキスゲの蕾は多く、満開のころが楽しみです。薬師岳西斜面のイブキトラノオも咲き始め、薬師岳は最も美しい季節となります。9日の観賞登山では、参加者の皆さんに十分に満足していただけると思います。今年の大雪で、花の時期が遅れていましたが、平年に近付いています。
23~24日かけて大雨となりましたが、真木林道はほぼ整備が終わり車の通行ができるようになりました。薬師岳登山口の休憩所から甘露水までの作業道を見ていただくと、大雨のすさまじだが実感できます。路面は深くえぐられ、大きな岩が転がっています。甘露水手前のシシクラの沢のヒューム管がつまり、作業道がなくなっています。
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