真昼山地も厳しい残暑が続いています。麓では猛暑日もあります。
甘露水口の倉方から薬師岳肩までの刈り払いが終わりました。来月からは、薬師岳肩、大甲の最低鞍部から大甲に向かって刈払いを進めます。残暑が続くと作業もはかどりません。早く残暑が過ぎ去ることを願っています。
29日の刈払いの最中に、田中陽希が和賀岳の下山で通りました。この厳しい残暑にもめげず、軽やかに降りて行きました。目指すは秋田の太平山です。
真昼山地は8月の下旬になって安定した夏空の天気が続いています。真夏日が連日続く天気予報です。
真昼山峰越コースの内、北ノ股岳の頂上直下付近は草が繁茂し足元が見えにくくなっていましたが、夏の花が終わりに近づき、朝露が濃くなって来ましたので、刈り払いをしました。 7月の下旬に刈り払いをしてほしいとの要望がありましたが、夏の花が終わり来年の準備ができるまで刈り払いをしないことにしています。
その結果、峰越登山口から北ノ股岳の高原の道は、ツリガネニンジン(ハクサンシャジン)が復活し、7月下旬から8月中旬は青く染まるようになりました。また、キオンとハクサンフウロも元気になり、夏は高原のフラワーロードとなりました。
真昼山地は7月下旬と8月上旬に降った大雨で、
真木林道と峰越に被害が出ました。両林道とも復旧工事が終わり通行できるようになりました。両林道とも未舗装ですので、路面が荒れている箇所がありますので、車高の低い車は通行に注意してください。
薬師岳肩から甲分岐までの刈り払いは、林道が通行できなかったため、中断しています。お盆過ぎに再開して、このコースの整備が終われば、薬師岳から小杉山までの刈り払いにかかる予定です。しばらくお待ちください。
峰越口から北ノ股岳までの間の刈り払いは近日中に行う予定です。
写真は今朝の峰越林道の様子です。霧が濃くブナがモンスターのようです。