2013年8月19日月曜日

羽後朝日岳情報

 部名垂沢は、先日の大雨で濁流が流れたようです。沢のようすが、大きく変わりました。一昨年の大雨よりも、大きく変わりました。流木が散乱し、岩が流され所々に堆積しています。特に採集堰堤から奥は、大きく変わっています。
 一番奥の堰堤から3つ目の堰堤の手前で左岸から合流する沢が、すっかり変わりました。出合付近が広がり、本流と間違いやすくなっているため注意が必要です。この沢にも堰堤があるため、本流と間違って入り込み、1時間弱の時間を浪費してしまいました。案内した方に迷惑をかけてしましました。
 二の沢畚からの涸れ沢の出合付近も大きく変わっています。本流は、すっかり岩で埋まり、右岸を巻く必要がなく、沢の中を自由に歩けようになっています。奥の二股の手前で、案内した方が時間と体力に不安を感じたため、引き返しました。
 

 写真は二の沢畚からの涸れ沢出合付近



 

2013年8月16日金曜日

和賀岳花情報

薬師岳から和賀岳にかけては、夏の花が見頃です。ブナ林の中は、花が少なく寂しいですが、尾根は夏の花でにぎわっています。ハクサンシャジン、トウゲブキ、キオンが見頃です。ハクサンシャジンはつぼみも沢山あり、長い間楽しめそうです。
 見逃しやすい花にタカネセンブリがあります。本当に小さな花ですので、探してみてください。青い清楚な花です。高山植物のダイヤモンドと、形容した方がいました。 そのほか、トモエシオガマも見落としそうな花です。
 ウメバチソウが咲き始めましたし、エゾオヤマリンドウの蕾も見えてきました。ベニヒカゲも飛んでいます。山地の限られた高山蝶です。採集には、秋田県の許可が必要です。


 写真上  高山植物のダイヤモンド タカネセンブリ

 写真中  トモエシオガマ

 写真下  薬師岳のお花畑


2013年8月6日火曜日

真昼岳花情報

真昼岳の花は、夏の花になっていいますが、ハクサンシャジンは、これからが見ごろとなります。ハクサンフウロ、キオン、ミヤマトウキなどが見頃です。
 南峰では、ヤマルリトラノオが見ごろとなっています。所々に群落があり、澄んだ青い花が咲いています。山地の限られた花ですので、他の山域ではあまり見られません。マルバキンレイカ、タカネナデシコ、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、ミヤマトウキなどと一緒に、南斜面に咲いています。
 峰越口や赤倉口から登った場合は、南峰まで行ってご覧ください。

2013年8月3日土曜日

和賀・薬師岳の花情報

  和賀岳と薬師岳のニッコウキスゲが終わり、少し寂しくなりました。ハクサンフウロやトウゲブキが咲き始めていますが、ハクサンシャジンは走りです。
 薬師岳西斜面のお花畑は、エゾノヨロイグサやトウゲブキが咲き始めましたが、ハクサンシャジンはまだ少しです。しかし、秋田県では産地の少ないヤマルリトラノオが見頃です。写真のように済んだブルーの花で、まさに瑠璃色です。薬師岳の肩付近と頂上への道と薬師岳平に向かう道の分岐付近に多く見られます。
 和賀岳頂上は、トウゲブキとハクサンフウロ、アオヤギソウのほか、ハクサンシャジンが咲き始めています。これからお盆にかけて見ごろとなるでしょう。ニッコウキスゲと違った光景のお花畑が楽しめます。
 明日は、登山教室で、真昼岳南峰の自然庭園を鑑賞します。ヤマルリトラノオの群落は薬師岳以上です。ウスユキソウ、タカネナデシコ、キリンソウ、マルバキンレイカなどが、イングリッシュガーデンのように、咲き乱れます。