2014年5月31日土曜日

花情報

  真昼山地の雪解けが遅れていたため。花も遅れました。しかし、5月下旬になり気温が上り、初夏の花が一気に咲き始めました。
真昼三山の音動岳のシラネアオイは、散りました。オサバグサが見ごろとなりました。
 真木渓谷では、ヒメシャガが咲き始めました。林道や登山道の脇では、タニウツギピンクの花を着けています。
 ヒメシャガとオサバグサは、6月の中旬まで楽しめます。

 

2014年5月27日火曜日

真昼音動岳シラネアオイ情報

  音動岳のシラネアオイは、散り始めようとしています。今週の末には、終わると思います。定期的に刈り払いを行っているため、年々株が大きくなって立派な花を着けるようになりました。
 南峰にもシラネアオイの群落がありますが、こちらの方は、今週末までは見られると思います。
オサバグサはこれからが見頃となります。来月の上旬いっぱいは楽しめるでしょう。

2014年5月26日月曜日

真昼岳情報

 真昼岳赤倉コースは、ヤセツルとブナ林の奥に少し残雪があります。迷うことはないと思いますが、注意して登ってください。倒木の一部を処理しましたので、歩きやすくなりました。
 音動岳のシラネアオイは、今が見頃です。定期的に刈り払いをしているために、株が大きくなっています。今年も多くの花を着けていました。今月の末には、散り始めると思います。ミネザクラも咲き始めました。


 昨日はガスがかり幻想的な風景でした。尾根は、風が強くガスで、よい写真が撮れませんでした。明日は別グループの登山教室ですので、見られる写真が撮れましたら掲載させていただきます。

2014年5月24日土曜日

真昼岳赤倉コース


真昼岳赤倉登山道は、ほぼ開けました。残るのは、ヤセツルの一部となりました。下の写真のように、登山道に少し残るだけで、ルートファインでングの必要はありません。
 遅れていた花も一気に咲き始めました。真昼岳を代表する花のオサバグサも咲き始めました。音動岳のシラネアオイも間もなく見頃となるでしょう。これから真昼岳は、初夏の花が美しい季節となります。

2014年5月21日水曜日

薬師岳情報

雪解けが進み、登山道も一部を残し開けました。滝倉と倉片の間に残雪があり、所々、登山道が雪の下です。フラッグを調整しましたので、これを頼りに登ってください。今月の末には、完全に登山道が出ると思います。
 今年は雪が多かったため、倒木が多く歩きにくくなっています。完全に雪が消えますと処理をしますので、しばらくお待ちください。今月の末かと思います。
 薬師岳から和賀岳までの尾根は、薬師平を除き登山道が出ていると思います。
 甲コースは、シジミ長根の中腹に、残雪があると思いますので、注意して登ってください。

 もうアイゼン、ピッケルは必要ありません。念のため軽アイゼンがあれば楽でしょう。

          写真上  三本ツルから真昼岳   写真下 薬師岳(左)と肩のピーク

2014年5月15日木曜日

真木林道情報

  真木林道の雪は消えました。大倉岩付近に倒木があり、通行の妨げとなっています。応急措置として鋸で処理し、車が通れるようにしてはきましたが、注意して通行してください。また、落石が多く転がっていますので、慎重に運転してください。
 真木渓谷は今が、新緑のきれいな時期です。ヤマザクラが散りかけています。


 真昼岳のブナ林の雪がきえましたが、奥の尾根の登りには、まだ残雪があります。フラッグを頼りに進んでください。



写真は薬師橋付近です

2014年5月12日月曜日

薬師岳情報

真木林道の雪は消えました。しかし、袖川から奥は、倒木や落石があり通行困難となっています。金曜日までは、車が通行できるようにする予定です。
 登山道の雪は,滝倉(たくら)まで消えました。滝倉から倉方までは、残雪が深いです。今日、登山道に沿ってフラッグを置いてきました。これからが、ルートファイデングの難しい時期です。フラッグからはずれないようにしてください。フラッグは間違いなく登山道に沿って立ててあります。
 三本ツルの雪庇は解けました。尾根は雪が解けましたので、難しいルートファインデングはありません。

                                     
                                      写真上  三本ツルから真昼岳  
                                      写真下  三本ツル東斜面の残雪

2014年5月9日金曜日

真昼岳赤倉コース

  真昼岳は急速に雪解けが進んでいますが、中腹は残雪がまだ多く残っています。南沢の登山道はほぼ出ました。しかし、デブリが数箇所スノーブリッジ状に残っており踏み抜く危険があります。
 南沢を抜け、石台までの登山道の一部には残雪があります。急斜面に残った残雪は固く滑りやすいので滑落に注意してください。特に危険な場所は、ピッケルでステップを切って来ましたが、解ける可能性があります。
 石台からブナ林は、大部分の登山道は残雪の中です。フラッグを立てて来ましたので、はずれないようにしてください。雨の日やガスった日は、迷いやすいので注意が必要です。
 ヤセツルはまだナイフリッジです。注意して歩いてください。私はアイゼンを着け、ピッケルを使いました。

 今は、残雪と新緑を楽しめる一瞬の一時です。しかし、それなりの技術と装備が必要です。軽い気持ちで山に入ると、思わぬ危険が待っています。




写真上 ヤセツルの状態

写真下  残雪とブナの芽吹き

2014年5月6日火曜日

真木林道情報

  真木林道は、まだ小路又橋先のヘアーピンまでしか通行できません。登山口小屋までは歩いて40分ほどです。
 真木渓谷は、芽吹きの美しい時期です。ブナの芽吹きが鮮やかで、イタヤカエデの芽吹きはオレンジ色です。オオヤマザクラが点在し新緑の最も美しい時期です。


写真上 新緑と甲山

写真右  袖川の新緑

写真下 大森(おもり)のオオヤマザクラ

2014年5月4日日曜日

川口渓谷の情報

  川口渓谷の雪解けは遅れていますが、二股付近まではオオヤマザクラが見頃です。ブナやオノエヤナギの芽吹きも始まり、みずみずしい息吹の春を堪能できます。
 猿倉の滝から奥には、デブリの跡も多く冬の厳しさを感じさせます。雪解けで水の量が多く、猿倉の滝、ダルマ滝、白糸の滝、桑原(かんばら)の滝、見返りの滝がいつもより豪快に落ちています。そのほか、この時期にしか懸らない名前のない滝も見られます。ブナの芽吹きが始まり、柔らかく透き通るような緑です。
 紅葉の時期とは違った、春の美しく躍動感のある芽吹きを楽しめます。


写真上  渓谷に残ったデブリ(雪崩の跡)


写真下  普段よりも水の多い見返りの滝