2015年8月29日土曜日

真昼岳善知鳥コース

 善知鳥(うとう)コースは向沢の堰堤工事の作業道を利用しています。しかし、堰堤工事が終わってから30年以上も経過していますので大部分は崩落し、作業道が残っているのは一部となっています。8月28日に刈り払いが終わり、歩きやすくなりました。
 向沢の遡行は、松坂(まっさか)沢と明取沢の出合で終わります。松坂口からの登りは急登が続きます。ここの左岸の赤ペンキのマーキングが、まっすぐ沢を遡行するようになっていますが、右岸の松坂口に登ってください。

2015年8月26日水曜日

劔・立山の感想



 今年は立山連峰の縦走と裏銀座の縦走を計画しましたが、台風15号が近づき天気が荒れる可能性があったので、劔と立山の縦走で断念しました。薬師岳や黒部五郎岳の北アルプス最深部は、山小屋が少なく、小屋間の距離が長いため今回は諦めました。来年挑戦します。


 前劔からのモルゲンロート


 劔は初日は雨に打たれましたが、翌日には晴れて美しい雲海とモルゲンロートを楽しむことができました。立山からは劔から薬師岳、裏銀座、後立山の峰々が雲海の上に眺められました。槍ヶ岳が北アルプス南部の十字路とすれば、三俣蓮華が北アルプスの十字路であることが良くわかりました。

      劔の頂上から立山の奥に槍ヶ岳が見えます






                               


立山のアーベントロート

2015年8月18日火曜日

羽後朝日岳情報

 昨日、羽後朝日岳を目指しましたが、メンバーの腿に落石が当たりましたので、大事をとって撤退しました。
 部名垂沢は集中豪雨の影響を受けたようで、流木が多くて浮石が目立ち歩きにくい状態でした。私も下りに浮石で転倒し、岩で唇を傷つけてしまいました。
 4年前の集中豪雨の鉄砲水で沢は様子が一変し、淵などが埋まり歩きやすくななりましたが、また元に戻りつつあります。
 林道終点から部名垂沢を渡ったら堰堤工事の作業道を探さずに、川を遡行し最初の堰堤で左岸に上ってください。作業道跡に出ます。二の沢を渡ったら川原を歩き、堰堤に出会ったら左岸をまいてください。左岸に巻き道があります。
 二股を過ぎての最初の滝にスタティックロープを垂らして来ました。ここから上流の沢は、浮石が多くなっていますので、落石に注意して遡行してください。


 

2015年8月7日金曜日

真木林道情報

 真木林道の土砂と流木は除去されましたが、袖川の奥の路肩の決壊が大きく、現在安全確認と安全対策を検討中です。小路又付近から奥に道路の決壊や路肩の決壊があり、甘露水口までの道路が寸断されており、通過するためには一旦川に降りる必要があります。
 
 現在安全確認と対策を検討中のため、お盆過ぎまでは通行止めです。

 

2015年8月3日月曜日

真昼岳花情報






 真昼岳は夏の花が咲いています。秋田県の他の山域ではなかなか見ることのできない花があります。オサバグサ、イブキトラノオ、ヤマルリトラノオが代表的な花です。

 今年は花の咲く時期が例年より早く、例年であれば見ごろのヤマルリトラノオが見ごろを過ぎようとしています。澄んだ瑠璃色の花は、印象的です。