2011年10月27日木曜日

和賀岳初冠雪

 和賀岳が初冠雪となりました。昨日は寒く冬型の気圧配置だったため、雪が降ったようです。薬師岳頂上付近から雪が降った跡がありましたが、小鷲倉の手前からはササの上に雪が積もっていて歩きにくかったです。スパッツを車に置いていったため、膝まで濡れてしまいました。和賀岳の頂上付近は、10㎝ほどの雪がありました。雪玉を5個持って来ましたが、太田支所に着いたら半分ほどに解けていました。
 尾根は冬木立で、すっかり冬を迎える準備ができていました。例年、11月中旬ごろから積雪が始まり12月の上旬には、薬師岳が雪に覆われます。12月の中旬には真木林道も雪で通行できなくなり、春まで登山はお預けです。4月の下旬には真木林道が開通しますので、また山の巡回が始まります。真昼岳は、2月の下旬ごろには雪が落ち着いてきますので、巡回を始めます。
 真木林道は、袖川から奥は紅葉が散り始めました。真木橋付近から切り通し付近が見頃です。

2011年10月24日月曜日

真木渓谷紅葉情報


 真木渓谷の紅葉が、見ごろとなりました。真木橋から奥が見頃です。特に、ももし坂(切り通し)から大倉岩にかけてが紅葉の盛りです。真木橋から手前は、紅葉が5分程度です。今年は、台風と強風の影響で少し葉が少ないですが、美しい紅葉が楽しめます。カエデ類が色づいていますので、赤や黄色の紅葉がきれいです。
 真木渓谷の特徴は、キタゴヨウをはじめとしクロベなどの針葉樹が点在し紅葉に彩りを添えていることと、荒々しい岩肌が男性的な美を作っていることです。川口渓谷が、天然杉の緑が紅葉を引き立て女性的な美しさであるのと対照的です。今年は、大股渓谷の紅葉が通行止めのため観賞できないのが残念です。真木真昼県立自然公園では、新緑と紅葉が、真木渓谷、川口渓谷、大股渓谷で楽しめます。

2011年10月21日金曜日

真昼岳赤倉口情報



 連日、日本晴の天気が続いて、爽やかな秋の日となっています。真昼山(岳)赤倉口のブナ林の紅葉が見ごろとなりました。このブナ林は二次林で、伐採後60年前後ではないかと思われます。高さや幹の太さが同じようなブナが茂り、ブナ林特有の明るさがあります。写真だけ見るとシラカバの林と間違いそうです。現に、写真を見せたら「きれなシラカバ林ね」と言われたことがあります。しかし、この林はブナの二次林です。新緑の頃も柔らかな緑が心地よいのですが、紅葉もきれいです。
 明日は、午前中は雨はないようですから真昼山(岳)に登られてはいかがでしょうか。素晴らしいブナ林の紅葉が楽しめます。

 横手盆地は稲刈りも終わり、大分黄金色が色あせて来ました。今日は、横手盆地の上に鳥海山の端正な姿が見えました。

2011年10月19日水曜日

川口渓谷、鹿の子山情報


 18日の天気は午後になり回復して、陽射しが戻って来ました。川口渓谷は、猿倉付近から奥は紅葉が見ごろとなりました。二股付近は5分から8分程度です。22日の紅葉登山の頃は見ごろとなると思います。ゲート付近は、3分ほどの紅葉です。31日に紅葉観賞ウオーキングが行われますが、二股付近から下流が見ごろと思います。上流は、散り始めるでしょう。
 縦走路の川口県境から水無沢分岐までは、紅葉が見頃ですが、台風と強風で葉が落とされ少し寂しい状態でした。中腹付近が見頃で、素晴らしい紅葉を楽しんできました。22日は天気が心配ですが、美しい紅葉を観賞できると思っています。



 川口渓谷猿倉の紅葉

 水無沢へ下山の途中、今年初めてのナメコを収穫しましたが、まだ小さくもったいないように思いましたが、初物なのでいただいてきました。天然のナメコには菌床栽培に特有のにおいがなく、ナメコ汁にしておいしく頂きました。一緒にブナハリタケを採りましたが、こちらはバター炒めにしていただきました。今年最後のブナハリタケとなるでしょう。

 白いキノコがブナハリタケ

 赤いキノコがナメコ  天然のナメコは黄色ではなく赤いものが多い

2011年10月17日月曜日

真木渓谷紅葉情報

 朝の冷え込みが強まり、真昼山地は紅葉の季節になりました。真木渓谷は、大倉岩から袖川付近は5分程度の紅葉となっています。ツタウルシやオオヤマザクラなどは、大分色が着いてきました。カエデ類に色が着けば、見ごろとなります。
 真木橋付近からももし坂(切り通し)付近は、3分ほどです。風が強かったため、色づいた葉がかなり落ちています。真木渓谷の入り口付近は、紅葉が始まったばかりです。下旬ごろが見頃でしょう。
 明日は、22日の紅葉登山の下見に川口渓谷から県境の尾根を歩く予定です。ブナのきれいなコースです。天気が気がかりですが、22日は晴れることを祈っています。集合時間と場所は、次のとおりです。
  集合時間    22日午前7時
  集合場所    川口渓谷 ゲート
 風が吹きますと寒いですから、セーターと冬用のグローブは忘れずに持ってきてください。

2011年10月12日水曜日

和賀岳・真木渓谷紅葉情報

 薬師岳肩の紅葉

 朝の冷え込みが強くなってきました。薬師岳から和賀岳にかけての紅葉が、見頃です。今年は、ミネカエデ(ナンゴクミネカエデ)が、例年よりも赤く色づいています。マンダ(シナノキ)は、台風の影響で葉がかなり落ちていますが、ミネカエデはあまり影響を受けずにきれいに紅葉しています。中腹のブナは、7分前後の紅葉です。尾根から見ると間もなく燃えるような色のブナ林が見降ろせます。
 倉方付近が8分くらいの紅葉です。ブナ林の紅葉の見ごろは、下旬ころでしょう。
 真木渓谷も紅葉が始まりました。ツタウルシが、真っ赤に色づいています。今月の末ごろが真木橋付近が見ごろとなるでしょう。大倉岩付近は、下旬ごろでしょう。今年は、川口渓谷の人の通行止めは解除されましたので紅葉が楽しめます。見ごろは下旬ごろとなっています。残念ですが、大股渓谷は、通行止めのため今年の紅葉は見ることができません。

 薬師岳から小鷲倉の紅葉を望む

2011年10月10日月曜日

真昼岳紅葉情報

  横手盆地中央部の眺め   
 稲刈りも終わりに近づき黄金色の田んぼも少し色あせて来ました。今月いっぱいは、黄色に輝く横手盆地が見られます。紅葉が麓まで下ると更にきれいです。

 昨日、真昼岳の赤倉コースを巡回して来ました。紅葉はヤセツル付近まで降りて来ました。尾根付近は、紅葉の見頃ですが、台風の影響で葉が少なく少し寂しい紅葉となっています。ブナ林は紅葉が一部始まっていますが、見ごろは今月下旬ころと思います。白い幹と褐色の紅葉は、シラカバの紅葉と間違った方もいます。
 南沢は、サワアザミが見頃です。刈払いのため丈が短く、今頃見ごろとなりました。多くの個体があります。
 真昼岳の兎平コースの刈払いが、行われていました。本山から南峰にかけて花や草で足元が見えにくくなっていましたが、きれに刈払いがされていました。これから紅葉の季節ですので、楽しい登山ができると思います。

2011年10月4日火曜日

薬師岳登山道の整備

 台風15号で薬師岳登山道の滝倉と倉方の間で、ブナが2箇所で倒れました。かなり太いブナでしたので、撤去するには時間と費用がかかるため、う回路を付けました。まだ固まっていませんので、注意して登ってください。
 紅葉は、倉方付近まで下りて来ました。川口渓谷、真木渓谷、大股渓谷の紅葉は10月下旬が見頃です。川口渓谷は、全面通行止めが解除され人は通れるようになりましたが、峰越林道は、依然として通行止めです。整備には今年いっぱいかかるでしょう。

2011年10月3日月曜日

川口渓谷・鹿の子山分岐登山

 真昼山地の高山でも紅葉が始まりました。今まで崖崩れの危険があったため全面通行止めであった川口渓谷の道路が、人の通行ができるようになります。これを記念して、次のとおり紅葉登山が行われます。
 ・い つ   10月22日 午前7時川口渓谷車止め集合
 ・コース  川口渓谷~川口登山口~県境~鹿の子山分岐~水無沢分岐~水無沢登山口~車止め
 ・募集定員    30人
 ・参加申し込み  大仙市太田支所市民サービス課 TEL 0187-88-1111
 今回のコースは、低山の魅力たっぷりのコースです。ブナ林の原生林がきれいです。なかなか登れないコースですので、この機会に登ってみませんか。紅葉の最盛期と思います。

2011年10月2日日曜日

秋田駒ケ岳・乳頭縦走


 熊見平の紅葉とアオモリトドマツ

 昨日の秋田駒ケ岳、乳頭山は寒い秋いの日でした。八合目の登山口を出て、阿弥陀池に間もなく着こうという頃、空から雪が舞って来ました。風は強く右の頬が冷たくなり、手もかじかんで来た頃、白い雪が舞ってきたのです。今年初めての雪でした。この分では今回の山行では展望は期待できないと諦めて、ひたすら乳頭山を目指しました。

 焼森を過ぎて湯森が近くなった頃、雲が薄くなり、乳頭独特の山容が見られるようになりました。もしかしたら展望があるかもと期待して登って行きました。幸いなことに湯森からの下りの途中で、紅葉とアオモリトドマツ、チシマザサ、湿原の草紅葉と素晴らしい熊見平の光景を見ることができました。でも、時々白雪が舞います。
 駒ケ岳は、紅葉の見頃です。台風の影響で大分葉は落ちましたが、まだまだ楽しめます。風が強くガスがかかる一日でしたが、時々ガスがはれると素晴らしい紅葉が広がります。残念なことですが、岩手山と秋田駒ケ岳の頂上は見ることができませんでした。