2011年6月29日水曜日

災害の状況

 6月23~24日にかけての大雨で、林道が通行止めになています。

峰越林道  災害の程度が大きく、復旧のめどはたっていません。早くても秋になるでしょう。真昼岳へは、赤倉口と善知鳥口の利用となります。兎平のつり橋は利用できない状況のようですので、確認してください。
真木林道  通行規制と通交止めとなっています。通行規制によりマイクロバスは通れません。最終民家の奥の通行止めは、整備が終わり次第解除されます。間もなくです。

 西和賀町の林道も大きな被害を受け、ほとんどの林道が通行止めですので、注意が必要です。西和賀町のホームページをご覧ください。

2011年6月27日月曜日

真木林道の状況

 6月23日から24日かけて降った大雨で、真木林道が被害を受けました。最終民家の手前で路肩の崩落があり、通行が規制されています。鉄板を敷いて、普通乗用車は通れますがマイクロバスは通行でいません。更に奥は、路面が洗われ深い溝ができたり、沢目には小さな崖崩れがあったりで通行が困難な状況です。
 整備の重機が入れないため、現在整備方法を検討しています。整備が終わるまでは数日間が必要と思われます。しばらく待つ必要があります。週末までは通行止が解除されと思いますが、入山する前は、整備状況を確認された方がよろしいかと思います。HPとこのブログでも、情報が入り次第お知らせします。
問合せ先  大仙市太田支所   0187-66-1116  

2011年6月25日土曜日

真木林道の状況

 23日から24日かけて降った大雨で、真木林道は現在通行止めとなっています。路面が洗われたり小規模な土砂崩れがあり、車両の通行が難しくなっていますので通行止めとなりました。現在整備の準備をしており、早ければ27日中には開通すると思われますが、入山する場合は、予め大仙市太田支所に確認してからにしてください。電話 0187-88-1116
 ただし、人の通行は規制されていません。
 通行止めの箇所から登山口までは、歩けば約2時間ほどかかりますので、歩く場合は、再度行動時間の見直しをしてください。和賀岳、薬師だけは間もなくニッコウキスゲの咲く季節なります。一年の内で最も華やかな季節です。

2011年6月24日金曜日

林道情報

 6月23日から24にかけて、強い雨が降りました。13時現在、大雨は峠を越したようですが、真木林道などは土砂崩れなどの危険がありますので入らないでください。明日の朝、天気は回復するようですから巡回して来ます。その結果HPとこのブロクでお知らせします。
 大仙市太田支所で計画している「ニッコウキスゲ観賞登山は」は、今年はまだ定員となっていないとのことです。薬師岳から和賀岳にかけて、最も美しい季節ですから一緒に登ってみませんか。

 余談
 昨日、国立新美術館でワシントンナショナルギャラリー展を鑑賞して来ました。この展覧会で、初めてゴッホの白いバラの絵を見ました。タッチはゴッホですが、色は白を基調とした静かな絵でしたが、やはりゴッホらしくピュアな色遣い内に秘めた情熱がひしひしと伝わってきました。ゴッホの一つの発見です。マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、マネ、ドガなど印象派、後期印象派の巨匠の絵を堪能できます。9月5日まで開かれています。機会がありましたら、ご覧ください。

2011年6月20日月曜日

甲コース


 大甲から和賀岳の眺め
 例年よりも多くの残雪があります。

 甲コースは、残雪もなく迷うことなく歩けますが、所々に倒木があります。小さなものは、間もなく処理をする予定です。甘露水からの作業道跡の登山道では草が伸びていますが、刈払いの準備をしています。また、滝倉沢の丸木橋は流されてありません。水量が多い時は注意してください。

 尾根では、ハクサンチドリが咲いています。登山道わきでは、マイヅルソウが所々に群落を作り今が見ごろです。薬師岳肩からの下りでは、ゴゼンタチバナが見ごろとなっています。甲分岐付近のオサバグサは、終わってしまいました。三本つるのニッコウキスゲの蕾に色が着いてきました。早いものは間もなく開花です。

2011年6月15日水曜日

薬師岳・和賀岳花情報

 薬師岳から和賀岳にかけては、春の花から初夏の花へと移ろうとしています。雪が遅くまで残った場所では、シラネアオイとミネザクラがまだ見られますが、間もなく終わるでしょう。今日、満開の木もありました。これが今年最後の花見と思います。
 ハクサンチドリが可憐な花を咲かせています。来週中が見ごろと思います。イワカガミは今が見頃です。
 ニッコウキスゲの蕾が伸びてきました。倉方の上部では、6月の下旬には咲き始めるでしょう。薬師岳西斜面でも蕾が確認できるようになりました。去年は裏年でしたが、今年は表年で蕾も多いようですので、多くの花が咲いてくれるでしょう。観賞登山が楽しみです。

2011年6月11日土曜日

真昼岳花情報

 6月10日、峰越コースを巡回して来ました。大雪の影響で、ようやく峰越林道が峠まで開通しました。整備をほぼ終わり、通行しやすくなっています。
 真昼岳は、オサバグサの見頃です。峰越コースでは、音動岳への登り付近から登山道わきに見えてきます。高さ15㎝ほどで白い小さな花を穂状に着け、下から順々に咲いていきます。葉は、濃い緑色でやや光沢があり、シダのシシガラシにそっくりですがケシ科の花です。花の咲くシダと思っている方もいるようですが、シダには花は咲きません。日本の固有種です。
 秋田県での分布は限定的で、真昼岳は身近な観察スポットとなっています。昨日の花の様子から、あと一週間は見られると思います。音動岳のシラネアオイは散りました。マイヅルソウが咲き始めましたのでこれから、初夏の花が楽しめる季節となりました。
 薬師岳と和賀岳では、来月の中旬頃からニッコウキスゲが咲きます。薬師岳西斜面と和賀岳の頂上には、見事な群落が広がります。NHKの花の百名山に和賀岳が、ニッコウキスゲで選ばれています。大仙市太田支所では、7月9日に観賞登山を行います。募集定員は30人です。6月23日午前9時からから受け付けをしますが、人気があり1時間ほどで締め切りとなってしまします。

2011年6月8日水曜日

真木渓谷花情報



 真木渓谷の花は初夏の花へと移りました。林道わきには、ヒメシャガが満開です。そよ風にもゆらぎ、清楚な花です。風の妖精のようです。去年、このヒメシャガを真木渓谷で盗掘した者が、二人検挙されました。いくらめんこい(かわいい)花でも、採集はやめてください。このほか、ガンザ(タニウツギ)やミズキが咲いています。ガンザは、アメフリバナッコともいわれ、梅雨時の花です。別名イワシバナで、イワシの取れる頃に咲くためこの名があります。
 山の上では、ハクサンチドリが咲き始めたのではないでしょうか。和賀岳では、チングルマも咲いているでしょう。

 私の道路花壇では、フランスギクとジョチュウギク、ルピナス、宿根サルビアが満開です。

2011年6月5日日曜日

真昼岳赤倉コース

 真昼山地は、ハルゼミが鳴いていますが、連日寒くセミにも元気がありません。寒気は去ったようですが、例年よりは気温の低いい日が続いています。
 6月12日に真昼岳の美郷町町民登山が行われますので、今日は下見をしました。赤倉コースは、特に問題はありませんが、倒木や登山道のステップの悪い箇所は、整備をして来ました。いくらか歩きやすくなりました。真昼岳のオサバグサは、ちょうど8分咲きほどですので町民登山の時は、満開のオサバグサを見ることができるでしょう。音動岳のシラネアオイはもう終わりです。
 来月の7月9日には、大仙市太田支所で「ニッコウキスゲを見る会」を行います。コースは、和賀岳までです。例年であれば、満開のニッコウキスゲを見ることができますが、今年は8分咲きのニッコウキスゲかもしれません。人気があり、受付開始日の午前中には募集人員になります。今年は、6月23日からの申込みになります。電話は、0187-88-1051です。参加ご希望の方は、午前9時頃に申し込めばよろしいかと思います。

2011年6月2日木曜日

善知鳥コース情報

 善知鳥コースは、沢歩きと急登のコースです。登山口から向沢に入ると沢歩きが始まります。松坂口までは、荒れて崩れた堰堤工事の作業道跡を利用しながら進みます。草が濃くなってきましたので、踏み跡とペンキのマークを頼りに進んでください。
 堰堤の多い沢ですが、基本的には右岸(上流に向かって左側)に踏み跡と作業道跡があります。左岸へは、第8堰堤と採集堰堤を過ぎ広い河原に出た所で渡ります。ペンキや踏み跡が頼りです。6月の中旬までには、刈払いをする予定ですので踏み跡がはっきりします。
 松坂口からは約90分のきつい登りが始まります。この道は、江戸時代から岩手県の旧沢内村と交流に利用されました。善知鳥部落には番所があり、きびしく取り締まりが行われました。よくこのような険しい道が利用されたものだと、感心します。藪が濃くなってきた所もありますが、迷うことはありません。現在、イワカガミが咲いていて登りの苦しさを癒してくれます。ブナの林を抜けると急に展望が開け兎平との分岐点です。横手盆地と、目指す真昼岳の姿が大きく迫って来ます。

2011年6月1日水曜日

真昼岳花情報


 5月31日真昼岳を巡回して来ました。登山道には雪はなく、美しいブナの若葉の中を快適に歩けます。30日に台風から変わった低気圧の影響で、山ではかなり強い風が吹いたようです。
 音動岳のシラネアオイが満開でしたが、風でかなり傷んでいました。一番の見ごろの時期ですが、本当に残念です。オサバグサが咲き始め真昼岳の花の季節が始まりました。この時期は、音動岳と南峰のシラネアオイとオサバグサが一緒に見られます。今年は、シラネアオイが風で傷んでいるのが非常に残念です。6月の中旬には、ハクサンチドリが咲いてイブキトラノオが続きます。