2017年7月30日日曜日

真昼岳赤倉コース情報

 真昼山地は、ぐずついた天気で梅雨があけません。

 赤倉コースは南沢の草が茂り、足元が良く見えません。今日、30日に三輪神社の氏子の皆さんが刈払う予定です。22~23日の大雨の被害はありませんでした。

 峰越林道は大雨の被害があり、現在通行止めです。そのため、予定していた北ノ股岳の頂上直下の刈り払いは峰越林道が開通後になります。去年刈り払いをしましたので、ササではなくアザミ類やエゾニュウ、クロバナヒキオコシなどが繁茂し、歩きにくい状態です。距離にして50m以下ですので、もう少しお待ちください。

 世界中期予報センターの天気図を見ると、台風5号が再び発達し強い台風となり。6日の日曜日の夜には紀伊半島付近、7日には能登半島沖から東シベリアに向かう天気図となっています。台風の進路と天気予報には注目してください。8月7日が立秋です。立秋後には梅雨明け宣言をしないこともありますので、台風通過後の東北の梅雨明けであれば、梅雨明け宣言がない可能性もあります。

2017年7月25日火曜日

林道の状況

 真昼山地は、22、23日に大雨となって、現在、秋田新幹線は大曲・東京間で間引き運転です。秋田・大曲間は、在来線を利用して運行してしています。


 登山道のアクセス道路である林道の状況はつぎのとおりです。

 峰越林道
 北の又橋の奥に落石があり通行できません。また、途中洗掘箇所があり普通車では通行困難です。RV、UV車、軽トラックは、北ノ股橋まで通行できます。奥は、未確認です。復旧工事は、未定です。

 赤倉沢林道
 登山口まで通行できますが、入り口付近が洗掘されています。通行の際は注意してください。26日の午後、赤倉コースを巡回する予定です。

 入角林道
 入口付近で土砂崩れがあり、通行できません。復旧の見込みは不明です。

 真木林道
 林道の災害復旧工事中ですので、袖川までは整備が終わっています。日曜日は袖川まで入れます。
 日曜日の午後6時には、林道の入り口のゲートに施錠します。午後6時までは林道を出るように計画してください。

2017年7月22日土曜日

北アルプス感想

 18日の正午、扇沢から入り、昨日の21日の午前にかけて、爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華岳を縦走し、栂池に下山し帰宅しました。

 週間アンサンブル天気図や世界中期予報センターの天気図から判断し、18日に甲信越は梅雨明けと判断しましたが、19日の梅雨明けとなりました。18日の午後に種池山荘への途中に雷雨に会いましたが、19日以降は天気に恵まれ楽しい縦走となりました。

 今回の遠征は、八峰(はちみね)キレットと不帰(かえらず)キレットを通過することを楽しみにしていました。
 


 八峰キレットは鹿島槍の吊り尾根から五竜岳の間です。途中にキレット小屋があり、登山者には重宝されています。距離が長く緊張の連続ですが、楽しさがいっぱいです。一言で表すと「恐いけど楽しい」です。
 

鹿島槍南峰からのキレット




 不帰キレットは不帰の嶮ともいわれ、高度感がたっぷりです。核心部は二峰南峰の通過です。垂直に近い崖を鎖と梯子頼りに通過します。三点確保ができなければ通過できません。大キレットや八峰キレットのように距離はありませんが、感想を一言で表すと「こんな所に誰が道をつけた」です。通過して緊張が解けるとわくわくして来ました。

   ルートは画面右の二峰南峰の信州側です








大黒岳牛首付近からの立山と剱岳