2021年5月31日月曜日

真昼山情報


  真昼山地は若葉のまぶしい季節です。ブナ林の若葉を透して差し込む柔らかな光は、心を落ち着かせ、ストレスを解消させてくっれます。

 真昼山の登山道は、すべて問題なく通れます。初夏の花が咲き始め、特にオサバグサは見ごろとなっています。真昼山の頂上から眺める横手盆地は、田植えがほぼ終わり、湖のような光景から緑の絨毯に変わろうとしています。

 
 山名には○○山と岳があります。どのように区別しているのでしょうか。ご存知の方は、ご教示ください。私の意見としては、○○山は信仰の対象として古くから開かれた山、○○岳(嶽)はその他の山と大雑把に分けられるように思います。勿論、信仰の対象ではない山も「山」が付く場合もあります。
 山の例としてあげられるのが、富士山、立山、白山、東北では岩木山、岩手山、太平山、鳥海山、月山、湯殿山、早池峰山、森吉山、栗駒山、安達太良山など古くから信仰の対象となっている山が多いです。

 真昼山について考察すると、秋田県側では「山」です。山頂に鎮座する社は、三輪神社の奥の院です。秋田県側では古くから信仰の山でした。一方、岩手県側は「岳」のようです。国土地理院では、岩手県側の呼び名「真昼岳」を採用しています。国土地理院の名称で真昼岳が正しいとは言えません。
 私は秋田県に住んでいますので、真昼山と呼び標記しています。みなさんはどのように思われるでしょうか。

2021年5月25日火曜日

峰越林道情報

 

 真昼山地は、新緑から瑞々しい若葉の季節となりました。麓の横手盆地では、田植えが終盤となりました。


 真昼山の峰越林道は、整備が間もなく終わりです。予定では26日の朝から通行可能となります。真昼山を代表する花、オサバグサが見ごろを迎えます。真昼山は標高が1,059mですが、山容は風格があり尾根にはお花畑が見られます。


 秋田県でも産地が限定された花もあり、花の魅力富んだ山です。

6月上旬   オサバグサ  白い可憐な花で、


微かに甘い香りがします。






7月中旬   ヤマルリトラノオ  真昼山南峰のイングリッシュガーデンを彩る澄んだ青色の花です。







7月中旬   イブキトラノオ  薄ピンクの花で、風に揺れる様は夏の高山の風情を醸し出します。

2021年5月17日月曜日

音動岳のシラネアオイ

 



 真昼山地音動岳のシラネアオイ群落が、咲き始めました。今週いっぱいが見ごろです。眼下の横手盆地は、田植えが始まり、湖のようです。


 赤倉コースは、最終水場の手前に残雪があり、現在迂回して登っています。ほかは問題なく歩けますが、去年大雨で南沢の登山道が半分ほど流されてしまいました。慎重に行動してください。



湖のような横手盆地

2021年5月13日木曜日

横手盆地は晩春です

 


 横手盆地では代掻きの最盛期です。今月の下旬には田植えが始まります。この時期にお勧めの風景があります。真昼山から眺める横手盆地です。田植えの準備ができた横手盆地は、さながら湖のようです。点在する民家は島のようです。

 横手盆地の北部は、散居集落として知られています。広がる田んぼの中に民家が点在します。散居集落となった理由の一つは、扇状地であるため湧水(清水)がいたるところにあり、飲料水がどこでも簡単に得られることがあげられています。


 ブナの新緑の中を登り、真昼山から湖のような光景をご覧ください。満足できることと思います。


  
このような風景に出会いました。


セイヨウノダイコンの類だと思います。

2021年5月9日日曜日

新緑の真昼山地

                    

 真昼山地は新緑の美しい季節です。カエデ類の淡いオレンジ色、ヤナギ類の薄緑色、点在するヤマザクラの類、冬から解放され、命の躍動感に溢れています。
 今週いっぱいは、瑞々しい新緑を楽しむことができます。抱返り渓谷、真木渓谷、川口渓谷、大又渓谷はヤマザクラの点在する新緑を楽しめます。


 麓の横手盆地では、田起こしから代掻きの頃となりました。真昼山の頂上から眺めるで田園風景は、間もなく湖のようになります。6月下旬になると湖のような横手盆地は、緑の田園へと変化します。