2019年4月30日火曜日

真昼岳情報


 真昼山地は、渓谷で新緑が美しくなりました。麓では春の農作業が始まっています。


 峰越林道はまだ開通していません。赤倉沢口と善知鳥口へは車で通行できます。しかし、南沢はまだ雪崩れの危険性があるので入らないでください。大浅沢新道をを利用することをお勧めします。

 大浅沢新道は坊主アワ畑までは雪が消え、赤倉コースとの合流地点付近から残雪です。

*ブナ林  まだ登山道はほとんど出ていません。テープを頼りに進んでください。
*ヤセツルへの登り  残雪が深くトレースとテープを頼りに進んでください。
*ヤセツル核心部  まだ残雪が深いです。雪解けが進むと歩きづらくなります。
*ヤセツル上部から峰越口合流地点   残雪が登山道を埋めています。斜面がきついため、ピッケルやクランポン(アイゼン)で安全を確保してください。
*尾根の登山道   雪が消え問題なく歩けます。

 連休中は雪解けが急に進むと思われます。しかし、安全対策は十分に行ってください。グローブは冬用も必要です。フリース、セーターなども必携です。

 写真は三沢出合から大浅沢奥の真昼岳


2019年4月29日月曜日

薬師岳情報


 真昼山地は寒気が抜け、桜も散り始めました。


 薬師岳登山道の内、瀧倉までは登山道が出ました。上部は雪の中です。フラッグに従って進んでください。三本ツルの雪庇の崩壊が始まっています。深いクレバスが走っていますので、
雪庇には乗らないで尾根の藪を歩いてください。胸突き八丁は登山道がでています。

 薬師平にフラッグを置きました。登山道は小杉山までは一部が残雪で寸断されています。


 和賀は残雪で白く輝いていました

2019年4月27日土曜日

真昼山地の新緑


 真昼山地の麓では桜が満開から散り始めです。寒気は土曜日で通過して日曜日、月曜日は暖かさも戻り、登山や桜狩に良い天気のようです。


 渓谷でもエゾヤマザクラやオクチョウジザクラが咲き始め、柳の芽も薄い緑になっています。啄木の望郷の歌「やはらかに 柳あおめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」を口ずさんでいます。

 新緑の見ごろは5月になってからです。抱返り渓谷、真木渓谷。川口渓谷、大又渓谷がお勧めです。

2019年4月15日月曜日

薬師岳三本ツル


 真昼山地も15日に上空の寒気が通過すると、春らしい陽気が期待できそうです。

 




 登山口小屋から奥は、登山道が雪に埋もれています。甘露水までは25日過ぎになると雪が消えるでしょう。登山道は連休明け頃にはブナ台までは雪が消えると思われます。

 三本ツルまでは、5月の半ばになると一部登山道が明けると思われます。三本ツルの雪庇の崩落が始まっています。

 三本ツルの雪庇の状況 薬師岳肩方面



 また、雪庇の根元にはクレバスが走っている箇所が見えます。これから崩落が加速するでしょう。決して直登は避け、倉方に回ってください。
フラッグとテープに沿って進むと迷うことはありません。






   三本ツルの雪庇 倉方方面







2019年4月12日金曜日

薬師岳の登山情報


 真昼山地は春が足踏み状態が、終わり暖かくなりました。

 真木林道は小屋まで通れます。甘露水前は雪です。甘露水から先の登山道は雪に埋もれています。
4月9日に、瀧倉の水場を越え、倉方への迂回地点までフラッグを立てました。雪庇の崩落が始めるころですから、薬師岳の肩への直登は避けてください。日曜日に薬師岳までフラッグを立てる予定です。







  薬師岳肩への直登は避けてください

2019年4月7日日曜日

真木林道情報


 真昼山地に雪を降らせた寒気は去り雪も解け、真木林道は小屋まで入ることができます。雪解けで地盤が緩んでいますので、風の強い日や雨の日は落石に注意してください。


 小屋の冬囲いは全て明日(8日)取り外す予定です。水は凍結しなくなる15日以降に流す予定です。それまでお待ちください。


 9日に、薬師岳までの登山道にフラッグを立てる予定です。春山を楽しんでください。