2019年2月28日木曜日

大浅沢新道の状況


 大浅沢新道は登山道の取り付きから、一服松(アカマツの群生地)までは積雪が少なく間もなく消えます。かんじきやスノーシューでは登れませんので、つぼ足で登ってください。一服松から上はスノーシューかワカン(かんじき)が必要です。

 赤倉コースとの合流地点からは、ブナ林の尾根を歩いてください。


 ヤセツルはナイフリッジになっていますので、東側の肩の部分を歩いてください。雪庇の崩落はありません。今回は行動時間が遅かったため、ここで引き返しましたが、赤倉山への斜面はアイスバーンのようです。アイゼンとピッケルは必携です。

真木林道情報


 今年は真昼山地は雪が少ない状態が続いています。真木林道の雪の状態は例年の3月の中旬の積雪です。もう堅雪で、早朝であればつぼ足でも歩けます。


 今年は4月の25日までに、登山口の小屋まで除雪と整備ができそうです。小屋まで開通しますと、薬師岳まで登山道に沿ってフラッグを立てます。雪の消え具合を見ながら調整します。

 今年は雪が少ないため、三本ツルの雪庇の崩落も早まりそうです。薬師岳への直登は避け、倉方へ廻ってください。テープを置いた場合は、必ず回収してください。ほかの登山者が迷うことになります。






 写真は真木川と袖川の合流地点です。もう雪解け水が増えています。

2019年2月7日木曜日

真木林道情報


 真昼山地は徐々に積雪は多くなっていますが、まだ平年よりも少ない状態です。雪質も重い締まった雪です。

 真木林道は、一部にデブリがありますが例年よりかなり少ない積雪です。現在オホーツクの上空の最強の寒波が間もなく抜けそうです。その後、大雪をもたらす寒気は見えません。2月も下旬になると積雪はあまり増えることはありません。


 今年も4月25日をめど、袖川までの除雪をお願いしています。その後に薬師岳までフラッグを立てる計画です。今年の長い連休には、和賀岳、薬師岳、真昼岳の春山を楽しめるように、準備をします。