2013年7月31日水曜日

真昼山地の天気

 真昼山地はまだ梅雨が、明けていません。今月に入ってからは、雨の日が多く、晴れた日は数日です。今年はコバイケイソウの当たり年で、小杉山から和賀岳の尾根では、コバイケイソウ群生が白い花を一面に着けました。ニッコウキスゲも、花が多く、薬師岳の西斜面と和賀岳の北斜面は、黄色に染まりました。今年は、花のきれいな年でしたが、雨の日が多く花を楽しむ機会に恵まれませんでした。
 特に、7月の20日以降は、日本海に寒冷渦が停滞し、不安定な大気となり、雷雨が多くありました。気温も上空の寒気の影響で、低目で経過しました。
 週間天気予報では、8月2日から晴れマークが並んでいますが、予想天気図では太平洋高気圧が思ったほど強くはならないように見えます。梅雨明けとなるのは、この頃でしょうか。しかし、安定した夏空を期待できるでしょうか。
 花を楽しむのは、週末から来週の前半がよいと思います。薬師岳や和賀岳のハクサンシャジンとミヤマトウキや真昼岳のヤマルリトラノオは、お勧めです。真昼岳南峰の南斜面には、美しいお花畑があります。ヤマルリトラノオ、ウスユキソウ、タカネナデシコ、キリンソウが咲き乱れ、天上のイングリッシュガーデンです。
 現在、真木林道と峰越林道は登山口まで通行できます。夏空が続き、真昼山地の花を楽しめることを願っています。

2013年7月16日火曜日

真木林道情報

 昨日は平地では晴れでしたが、山は不安定な天気で局地的に大雨となったようです。次のような情報が入っています。

1 真木林道、袖川と小路又橋の間で小規模な土砂崩れがあり、通行に支障が出ているようです。車高の高い4輪駆動車であれば通れるようですが、普通乗用車は難しいかもしれません。

2 登山口駐車場の奥、甘露水手前のシシクラ沢の橋(ヒューム管)が、昨日の局地的な大雨で流されたの情報です。流れはおさまったようですが、通行には注意が必要です。

3 現在、登山口奥で、杉の間伐作業が行われており、その運搬のために間もなく復旧すると思いますが、通行には注意が必要です。
 

2013年7月14日日曜日

ニッコウキスゲ情報

 真昼山地は、梅雨が続いています。太平洋高気圧が、まだ弱く梅雨前線が弱まっていません。16日の予想天気図では、梅雨前線が弱まるようですが、これが梅雨明けとなる可能性があります。
 13日に和賀岳まで登って来ました。今年のニッコウキスゲはつぼみも多く、楽しめます。薬師岳は、最盛期から終盤となっています。間もなく終了します。イブキトラノオは終盤です。オオカサモチが、今年は多く咲いています。和賀岳は、3分ほどでこれから見ごろを迎えます。今週の末頃が最盛期でしょう。薬師岳と同じく蕾が多く、期待できます。ニッコウキスゲの大群落は、頂上の北斜面ですので、頂上から北に延びるトレースを辿ってください。きっと皆さんを満足させてくれると思います。
 今年は、全国的にコバイケイソウが当たり年のようです。北アルプスや尾瀬でも、多くの花が見られます。真昼山地は名残となってしまいましたが、まだ小鷲倉から和賀岳にかけて、花を楽しめます。ハクサンシャジンは下旬から咲き始めます。
 

2013年7月3日水曜日

白岩岳錫杖の森情報

 白岩岳の登山道は、去年刈り払いをしましたので、快適に歩けます。シシ小屋後の奥に、ブナの大木が倒れていますが、迂回路があります。白岩岳から錫杖の森手前までは、刈り払いが済んでいます。昨日、倒木の処理をしてきましたので、歩きやすくなりました。
 錫杖の森へ下る崖には、ロープが張られていますが、昨日更に補強しました。以前からロープが切れて、使えないという情報がありましたが誤りでした。念のため補強をしました。この箇所は、ロープを頼りに、足場の悪い岩場を通過します。悪天候の時は避けた方がよいかと思います。初心者の方の技術では、難しいかと思います。
 昨日、梯子を降ろせるルートを探りました。大仙市太田支所と梯子の設置を検討します。5mほど梯子を降ろすと、通過が楽になると思います。難所ですので、十分に注意してください。