2015年3月9日月曜日

真昼岳赤倉コース情報

真昼山地では雪解けが進んでいます。2月の気温は高く、年末には例年の2倍近くあった積雪が、現在は平年並みに近づいています。沢の斜面では、至る所にクレバス(亀裂)が走り、全層雪崩が始まっています。沢には入らないでください。お勧めは、赤倉沢林道から大平作業道を利用した焼山コース、善知鳥から大浅沢の右岸を登るアクビの台コースです。南沢右岸コースは、登山口手前の雪がまだ落ちていませんので、危険です。
 雪は締まって来ましたので、スノーシューよりもカンジキの方が楽かもしれません。支点確保のためには、ポールよりピッケルがよいでしょう。ヤセツルはナイフリッジ状です。しかし、雪庇がかぶさり崩落するような状態ではありません。雪の状態を確認しながら、上を歩くか大浅沢側の中腹を巻くか判断してください。門ノ又沢への滑落に注意してください。
 間もなく焼山コースの尾根まで、テープを立てます。いよいよ春山の楽しい季節です。
 

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