2012年4月18日水曜日

やせつる情報

真昼岳の雪解けは進んではいますが、雪が多かった今年は例年よりも10日ほど雪消えが遅れています。今日は焼山コースを登って来ましたが、尾根は雪解けが進み藪が出て来ましたし、急斜面では雪が消え登りにくくなっています。
 焼山コースでは、焼山からの下りのやせ尾根の雪が消え、藪がでているため歩きにくく危険です。権現沢左岸の尾根は、中腹の急斜面で雪が消え、非常に登りにくくなっています。今年は焼山コースは終わりでしょう。次回は、南沢と赤倉沢の間の尾根を登る予定です。南沢は数箇所雪崩れる所がありますので、まだ危険ですから入らないでください。雪崩の危険のない沢の入り口付近で、尾根へ登ってください。奥へ入ると雪崩の危険がありますので4月下旬までは、入らない方が賢明かと思います。
 ヤセツルは、まだ雪庇がエッジ状になっており、雪庇の下の東斜面を横切りました。ピッケルとかんじきやアイゼンが必要です。ピッケルがなければ支点の確保が難しく、滑落の危険があります。その先の西斜面も吹きあがる風でザラメの下は凍っています。カンジキの爪でも効きますが、安全のためにはアイゼンが良いかと思います。今日、2回轟音とともに雪崩を目撃しました。雪崩の後は黒い山肌が出ていました。

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