2014年5月9日金曜日

真昼岳赤倉コース

  真昼岳は急速に雪解けが進んでいますが、中腹は残雪がまだ多く残っています。南沢の登山道はほぼ出ました。しかし、デブリが数箇所スノーブリッジ状に残っており踏み抜く危険があります。
 南沢を抜け、石台までの登山道の一部には残雪があります。急斜面に残った残雪は固く滑りやすいので滑落に注意してください。特に危険な場所は、ピッケルでステップを切って来ましたが、解ける可能性があります。
 石台からブナ林は、大部分の登山道は残雪の中です。フラッグを立てて来ましたので、はずれないようにしてください。雨の日やガスった日は、迷いやすいので注意が必要です。
 ヤセツルはまだナイフリッジです。注意して歩いてください。私はアイゼンを着け、ピッケルを使いました。

 今は、残雪と新緑を楽しめる一瞬の一時です。しかし、それなりの技術と装備が必要です。軽い気持ちで山に入ると、思わぬ危険が待っています。




写真上 ヤセツルの状態

写真下  残雪とブナの芽吹き

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