2014年4月25日金曜日

真昼岳南沢情報

真昼岳は例年よりも雪解けが、遅れています。
 赤倉コースの南沢は、残雪が多く雪崩がおさまっていません。最終水場付近には、斜面に大きな雪の塊や岩があり、すぐにでも落ちそうです。最終水場の手までは雪が多く、斜面には
クレバスが走り、気温が高くなったり雨が降れば底雪崩が起きるでしょう。石台からブナ林も深い雪です。所々にフラッグを立ててきました。ブナ林は、尾根を歩いてください。
 ヤセツルはまだナイフリッジです。滑落防止のため、アイゼンとピッケルは欲しいです。尾根の登山道が出て、笹薮が出ています。赤倉山の西斜面は、トラバースして夏道をたどりますが、残雪が固く、ピッケルでステップを切る必要があります。上級者であれば、アイゼンだけで歩けますが、経験の浅い人は滑落防止のためピッケルでステップを切ることをお勧めします。一部、スッテップを切って来ましたが、日差しで解けていると思います。
 5月1日には、南沢の様子を見てきます。それまでは、フラッグで×印をしている所から左の涸沢を登って尾根に出てください。ブナ林の入り口に出ます。
 真木林道は今日から整備にかかります。明日は袖川まで開通するでしょう。27日には、和賀岳までのコースを確認して来ます。登山道に沿って、テープを置く予定です。フラッグの納入が遅れていますので、フラッグを立てるのは5月の連休になるでしょう。

 写真はヤセツル

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