2012年6月8日金曜日

黒森から風鞍情報

 6月7日、太田公民館の登山教室で七瀬林道口から風鞍までを歩いて来ました。風鞍・黒森コースは、和賀岳から真昼・女神への縦走路のエスケープルートや整備コースとして使われています。ブナのきれいなコースで、特に新緑や紅葉の時期がお勧めです。登山口は2箇所あり、黒森口は七瀬林道から左に別れた作業道を利用し、黒森の東の中腹にあります。もう一つが一昨年復活した七瀬林道口です。七瀬林道の峠から尾根沿いに黒森の肩を経由して、黒森口コースと合流し風鞍へ向かいます。
 昨日は、オサバグサが見頃で白い可憐な花を堪能できました。真昼山地は、秋田県のほかの山域では見ることが難しいヤマルリトラノオ、オサバグサ、イブキトラノオなどの花が見られます。
 私の真昼山地花の五卿は、次のとおりです。 ・羽後朝日岳:ハクサンイチゲとミヤマリンドウ(7月下旬から8月上旬) ・和賀岳:ニッコウキスゲ(7月下旬) ・薬師岳:ニッコウキスゲとイブキトラノオ(7月中旬) ・風鞍:オサバグサ(6月上旬) ・真昼岳(南峰):ヤマルリトラノオ(8月上旬)
 真昼山地は八幡平山系と栗駒山系に挟まれた地味な山ですが、東北の魅力がいっぱいで花の美しい山域です。

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