2011年4月24日日曜日

真木林道情報

 今年は、例年にない大雪と3月の寒さで真木林道の雪解けが遅れています。23日現在では、余滝付近までしか通れません。
 大仙市太田支所では、25日から除雪と崩れた岩の撤去にかかる予定です。29日までは、袖川の園地まで開通するのではないでしょうか。その奥は、まだ雪多く5月にならなければ、登山口休憩所まで入れないと思います。袖川から休憩所までは、1時間弱です。
 薬師岳までの登山道は、雪の中です。袖川まで開通したら、登山道に沿ってテープを置きます。登山道に沿って登るのが、最も楽で早いです。特に注意が必要なのは、三本ツルの雪庇です。倉方の上部から薬師岳の肩にかけて、雪庇が発達し4月下旬から5月上旬にかけて崩落します。ダイレクトに薬師岳の肩を目指しても、雪庇があり登れませんし危険です。登山道のとおり倉方を経由するコースが、早く安全です。
 下山も登山道に沿って降りてください。楽をしようとすると谷筋入り込み方向が分からなくなったり、雪崩の危険があります。雪が締まっていますのでアイゼンとピッケルがあれば、安全で楽でしょう。私は、5月の上旬までアイゼンとピッケルを使います。小杉山、小鷲倉、和賀岳の登りもアイゼン、ピッケルは、必要でしょう。

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