2011年3月7日月曜日

山の恵みメイプルサップ



 6日、山形県金山町でメイプルサップの採集体験をして来ました。メイプルサップとは、イタヤカエデ類から採れる樹液のことです。ほのかな上品な甘みがあり、これを煮詰めるとメイプルシロップになります。この樹液は、春先のこの時期にしか採れず、真冬でも春になっても止まってしまうそうです。
 ある程度の太さのイタヤカエデ類に、直径2センチ程の穴を開け、そこから樹液をいただきます。この穴は、2年ほどで塞がってしまうそうです。指導してくださった栗田さんは、一本の木に一つの穴しか明けないとのことです。この程度では木が弱ることはないそうです。樹液を採集できる期間は、2週間程度しかなくこの季節限定です。
 深い雪の山をかんじきを着けて採集に歩くきつい仕事も、雪深い山村の春を告げてくれ、山の恵みを実感できる楽しいことなのかもしれません。来年は、私たちもメイプルサップの採集に挑戦してみたいと思います。その際は、このブログや私のホームページでお知らせしたいと思います。
 

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