2016年10月29日土曜日

大台山炭焼沢口情報

 真昼山地の真木渓谷と川口渓谷の間に、スキー場のある大台山(813.7m)があります。学校登山などで親しまれた山でしたが、近年は登山者が少なくなり登山道も荒れて来ました。コースは、大台スキー場から茶臼山都の鞍部を経由するコース(スキー場コース)と川口林道から兎岱鞍部を経由するコース(川口林道コース)、また川口渓谷炭焼沢の奥から川口林道口コースと合流するルート(炭焼沢コース)があります。
 この内、炭焼沢コースは、森林事務所の作業道が作られ従来のコースと少し違うコースとなりました。また新しく作業道が作られたため、タニウツギやモミジイチゴ、クマイチゴが繁茂し、非常に歩きにくくなっていました。

 この炭焼沢コースの刈り払いを行い、川口登山口までつながりました。もう一日かけて、仕上げる予定ですが問題なく歩けます。また、スキー場コースの内、スキー場から茶臼山分岐までの区間がわかりにくい状態となっているため、11月上旬に刈り払いを行います。


 川口渓谷の奥には川口鉱山がありました。掘り出した鉱石は荷車で麓まで運ばれました。この運搬道路が一部残っています。この道路も刈り払いを行い復活させました。


 どのコースも晩秋から初冬のブナ林を楽しめるお勧めのコースです。雪に閉ざされる12月上旬まで、歩けますので、冬枯れのブナ林を散策してみませんか。

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