2016年3月6日日曜日

真昼岳権現沢コース

真昼山地の雪解けは進んでいます。例年より雪が少ないため、山が明けるのは早まるでしょう。
 赤倉沢林道は、例年登山口手前の崖が今頃雪崩れ危険でしたが、今年は雪が少なく雪崩の危険はないように見えました。登山口の水場も出て、ここで水の補給ができます。今回は登山口から赤倉沢をさらに進み、権現沢左岸を登りました。焼山コースと合流し、ダイレクトにヤセツルに出るコースです。権現沢左岸の登りは、急登で汗を絞られますが、時間は短縮できます。このコースは南斜面にあるため、雪解けが早く、特に今年は3月下旬には使えなくなるでしょう。3月下旬には、南沢右岸の尾根を登ってください。南沢は全層雪崩が起きますので、注意してください。
 ヤセツルはナイフリッジになっていますが、東側の尾根直下を歩けます。雪庇はかかりませんので、崩落の危険はありません。

 参考コースタイム
草地十字路 0:35 赤倉登山口 0:15 尾根取付 0:25 休憩地点(平坦地) 0:50 焼山合流地点(急登) 0:40 P2(合流してから二つ目の小ピーク) 0:25 ヤセツル手前の独標点 1:30 真昼岳  下りは1:30 ほど。

装備  アックス(ピッケル):急斜面で手がかりとするため長めの物(70cmはほしい)、クランポン(アイゼン):最低10本、スノーシュー:急斜面の登降のためテイルの短い物(ワカンが便利) 
 

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