2011年6月11日土曜日

真昼岳花情報

 6月10日、峰越コースを巡回して来ました。大雪の影響で、ようやく峰越林道が峠まで開通しました。整備をほぼ終わり、通行しやすくなっています。
 真昼岳は、オサバグサの見頃です。峰越コースでは、音動岳への登り付近から登山道わきに見えてきます。高さ15㎝ほどで白い小さな花を穂状に着け、下から順々に咲いていきます。葉は、濃い緑色でやや光沢があり、シダのシシガラシにそっくりですがケシ科の花です。花の咲くシダと思っている方もいるようですが、シダには花は咲きません。日本の固有種です。
 秋田県での分布は限定的で、真昼岳は身近な観察スポットとなっています。昨日の花の様子から、あと一週間は見られると思います。音動岳のシラネアオイは散りました。マイヅルソウが咲き始めましたのでこれから、初夏の花が楽しめる季節となりました。
 薬師岳と和賀岳では、来月の中旬頃からニッコウキスゲが咲きます。薬師岳西斜面と和賀岳の頂上には、見事な群落が広がります。NHKの花の百名山に和賀岳が、ニッコウキスゲで選ばれています。大仙市太田支所では、7月9日に観賞登山を行います。募集定員は30人です。6月23日午前9時からから受け付けをしますが、人気があり1時間ほどで締め切りとなってしまします。

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