2011年6月2日木曜日

善知鳥コース情報

 善知鳥コースは、沢歩きと急登のコースです。登山口から向沢に入ると沢歩きが始まります。松坂口までは、荒れて崩れた堰堤工事の作業道跡を利用しながら進みます。草が濃くなってきましたので、踏み跡とペンキのマークを頼りに進んでください。
 堰堤の多い沢ですが、基本的には右岸(上流に向かって左側)に踏み跡と作業道跡があります。左岸へは、第8堰堤と採集堰堤を過ぎ広い河原に出た所で渡ります。ペンキや踏み跡が頼りです。6月の中旬までには、刈払いをする予定ですので踏み跡がはっきりします。
 松坂口からは約90分のきつい登りが始まります。この道は、江戸時代から岩手県の旧沢内村と交流に利用されました。善知鳥部落には番所があり、きびしく取り締まりが行われました。よくこのような険しい道が利用されたものだと、感心します。藪が濃くなってきた所もありますが、迷うことはありません。現在、イワカガミが咲いていて登りの苦しさを癒してくれます。ブナの林を抜けると急に展望が開け兎平との分岐点です。横手盆地と、目指す真昼岳の姿が大きく迫って来ます。

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