2017年1月13日金曜日

真昼山地は大雪です

 オホーツク上空に停滞する低気圧と寒気のため、真昼山地は大雪となっています。今朝の真昼山地の麓でも30㎝を超える新たな積雪となりました。一気に降った雪で、表層雪崩が起きやすくなっています。入山は控えた方が賢明かと思います。沢筋のルートは非常に危険です。

 上空の500hPaの高層天気図を見ると、寒気と低気圧の移動をブロックしていたアラスカ半島の南からベーリング海、カムチャツカ半島の北に伸びる気圧の尾根が弱まって来て、オホーツク海に停滞している低気圧と寒気が、東に移動できそうに見えます。今朝の高層天気図では、カムチャツカ半島の北部に高気圧が残り、アリューシャン列島付近に低気圧の通り道ができそうに見えます。

 来週の半ばには、真昼岳の冬のルートである焼山コースを巡回してみたいと思っています。

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