2011年5月17日火曜日

真昼岳赤倉コース



 新緑のブナ林とイワウチワ
 萌え出たばかりのブナは、透き通るような柔らかな緑です


 赤倉コースは、ヤセツルに残雪があるだけで登山道はほぼ出ました。雪害による倒木や登山道の崩れがあり、歩きにくい箇所があります。ヤセツルは、雪に押された木が一部登山道をふさぎ、歩きにくくなっていますが、今週中には雪が消え普通どおりに歩けるようになると思います。
 今は、ブナの芽が萌え出たばかりで柔らかな黄緑色の若葉は、透き通るるようで逆光で見るとその美しさは、格別です。その下に、初夏の清々しい日射しを浴びイワウチワが咲いています。下向きに咲く淡いピンクの花は、愛おしくなります。この花の期間は短く、来週には散ってしまいます。
 県境尾根の登山道では、キクザキイチリンソウが小ぶりの花を一面に咲かせています。白から濃い紫色まで、様々な色を楽しめます。その中に、小さくて見落としそうなヒメイチゲが、白い花をひっそりと咲かせていました。オサバグサの早いものは、もう花を着けています。このようすですと、音動岳のシラネアオイの小道は、例年どおり5月25日ごろには見ごろとなるでしょう。楽しみです。

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