2011年5月4日水曜日

真昼岳赤倉コース

 山の雪解けは、進んではいますが例年よりかなり多くの雪があります。南沢は、所々に残雪があり、時々踏み抜き歩きにくい状態ですが迷うことはありません。最終水場から奥は、雪渓がのこり、登山道は出ていません。今日は、ロープのある箇所の次の沢筋の残雪を登りました。この沢は、石台の道標の脇に出ます。もう雪崩の心配はないと思いますが、注意は必要です。

 ブナ林の道標は、出ていますが、登山道は雪の中です。テープを置こうとしましたが、地形とブナの特徴がなく、ほとんど区別できませんので登山道を確認することができず、テープは置いてきませんでした。あまり下がらずに尾根付近を登るとよいでしょう。2本杉がありますので、目印となります。ヤセツルは、まだ馬の背になっていますので、滑落しないように注意が必要です。今日も軽アイゼンとピッケルは、大変重宝しました。
 県境尾根の登山道は、快適に歩けます。ショウジョウバカマがピンク、キクザキイチリンソウが青と白の花を咲かせています。音動岳のシラネアオイは例年どおりに咲くと思いますが、今後の天気では遅れるかもしれません。例年は、5月25日が見頃です。その頃には、オサバグサも咲き始めます。
 ブナ林の雪が消え、迷うことなく登れるのは5月の14日の日曜日頃になると思います。今は、春山を楽しむ最後のチャンスです。
 参考タイム まだ残雪がありますので、行動時間の参考としてください。
 8:45 赤倉口発 所々に残雪があり踏み抜かないように
 9:10 ロープのすぐ上の沢筋 アイゼン着 ピッケル準備 9:15発
 9:30 石台 道標は出ているが残雪が多い。ブナ林はほとんど登山道はでていない。
10:25 やせつる まだ馬の背状態で注意が必要 10:30 発
10:45 アイゼン脱 10:50 発
10:53 峰越コーストの分岐
11:05 真昼岳  11:20 発
11:35 やせつる
12:25 登山口着

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